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本学科の稲村肇教授が,平成24年12月21日「政策・事業評価専門委員会セミナー」において,「道州制の必要性 ~災害対応の事例から~」と題する講演を行いました.

当該セミナーは,建設コンサルタントの技術者50人を対象に開催されました.講演内容は次の通りです.

  1. 東日本大震災とほぼ同時期に発生したオーストラリア・クイーンズランド州の大災害とその復興過程の違い
  2. 復興が遅れている理由を詳細に検討し,大きな原因が統治機構の違いにあることを指摘
  3. 今回の衆議院選挙の各党の公約を分析し,国の行政権限の多さが中央政府の震災復興に対する対応の遅れ・地方政府の弱点となったこと
  4. 道州制こそが中央政府と地方政府の両者の力を増大させる道であること
  5. 道州制の過去の検討過程,検討結果を説明し,道州制のあり方を講演

なお,講演資料は以下よりダウンロード可能です.

本学科の稲村肇教授が,平成24年11月14日に「 青森県ロジスティクス連続セミナー(主催:青森県)」において,「 20年後を見据えたロジスティクスの必要性 」と題した講演を行いました.このセミナーは,国の運輸・交通関係職員,県庁の職員,運送会社,倉庫会社,農業関係者等を対象としたものであり,当日の参加者は約50名でした.

20年後のロジスティクス環境の変化を,世界経済のグローバル化,輸送手段や燃料の変化,物流の少子高齢化に対応,宅配の増加,運転手の高齢化などの視点で解説を行いました.また通信販売の最先端を走る米国:アマゾン・ドット・コムのビジネスモデルの特徴と問題点の解説や,世界最大のパスタ会社、イタリア:バリラ社のロジスティクスに起きた問題点とIT化による改善を紹介し,現在われわれは何をすべきかについて分かりやすい説明を行いました.