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本学科の稲村肇教授が,平成24年12月21日「政策・事業評価専門委員会セミナー」において,「道州制の必要性 ~災害対応の事例から~」と題する講演を行いました.

当該セミナーは,建設コンサルタントの技術者50人を対象に開催されました.講演内容は次の通りです.

  1. 東日本大震災とほぼ同時期に発生したオーストラリア・クイーンズランド州の大災害とその復興過程の違い
  2. 復興が遅れている理由を詳細に検討し,大きな原因が統治機構の違いにあることを指摘
  3. 今回の衆議院選挙の各党の公約を分析し,国の行政権限の多さが中央政府の震災復興に対する対応の遅れ・地方政府の弱点となったこと
  4. 道州制こそが中央政府と地方政府の両者の力を増大させる道であること
  5. 道州制の過去の検討過程,検討結果を説明し,道州制のあり方を講演

なお,講演資料は以下よりダウンロード可能です.