4月8~9日(木~金)の2日に渡って1年生のオリエンテーションを実施しました.4月5日より実施されたまん延防止等重点措置より実施内容に大幅な変更が有りましたが,対面で実施できたことは本当に幸運でした.
令和3年度の授業はできる限り対面で実施する方針で準備を進めてきましたが,措置の対象地域となったことで翌週12日からの新学期は4月28日まで全ての授業がリモート実施となりました.この変更により2日間のオリエンテーション日程の中で,本学の遠隔授業システムの説明,ID・PWの付与,システムへのログイン,授業動画の視聴,電子メールでの連絡や成果物の電子提出など,まずは翌週からの授業の受講に支障が出ないところまで,新入生に雑多な説明をしなければなりません.そのため本年度は急遽教員の自己紹介などは最低限にとどめて実施しました.
本学科では学年担当教員を立てて各学年毎に「CE進路セミナー」と称する授業と連携してこのような学期はじめのオリエンテーションを実施しています.加えて各学生に対してセミナー担当教員を割り当て,3年生の終盤まで個別に対応することを実施しています.今回実施できなかった学科や教員の紹介などはCE進路セミナーの中に組み入れて技術者教育の一つとして実施してゆくことになります.
Category: お知らせ
東北工業大学都市マネジメント学科からのお知らせ
【2021.04.05】令和3年度入学式
【2021.03.19】第51回卒業記念アルバム
3月19日の学位授与式に合わせて「第51回 東北工業大学 工学部 都市マネジメント学科 卒業記念アルバム」が発行され,卒業生の手元に渡りました.
卒業研修であわただしい中,有志の卒業アルバム委員を中心に写真集めや集合写真の撮影,編集確認作業などを学生と教員との協働で進め,本年度も発行に至りました.土木工学科創立から途切れずに,約50冊のアルバムが学科50周年記念室に保管されています.今年も1冊並べることができました.ご協力頂きました皆さま,どうもありがとうございました.

【2021.03.19】令和2年度 学位授与式
2021年3月19日(金),令和2年度学位授与式が挙行されました.本年度は工学部とライフデザイン学部とを別時間で,かつ学生のみの出席として八木山キャンパス体育館にて,YouTubeによる同時配信を併用して実施しました.例年では1号館前の広場で学友やクラブの後輩,あるいは保護者の方々とよろこびを分かち合う姿が見られるのですが閑散としており,少々寂しい卒業式の光景でした.
本学科では博士前期課程の2名が修士の,学士課程の94名が学士の学位を授与されました.昨年の卒業式は急遽各学科の代表のみの実施に変更されましたが,本年度は完全な形ではないものの式が実施でき良かったと思っております.本年度の学部卒業生は第51回生となります.半世紀を越えた第一歩目の卒業生はこれ以降全国に散らばって社会人としての歩みをはじめます.同窓会でお会いしましょう.


【2021.03.15】退職教員を送る会開催
3月15日(月)本学教室で今野弘学長を送る会,および退職教員を送る会が開催され,今野弘学長,ならびに本学科千葉則行教授のご退職をお祝い致しました.
今野弘学長は本学科の前身である本学土木工学科の第1回卒業生で,本学科に戻られてから平成20年度より副学長,平成28年度より学長に就任し,長きに渡り教育・研究に,また本学の運営にご尽力されてきました.本学科千葉則行教授もまた本学科前身の土木工学科の第5回卒業生であり,ご卒業から今日までの長きに渡り教育・研究にご尽力されてきました.千葉先生におかれては長く就職委員長をお務めになり,本学科同窓会の重鎮的存在でもあります.本年度の送る会は簡略な実施ではありましたが,花束贈呈や各先生方のスピーチなどがありました.その後式が執り行われ,今野先生には名誉学長の称号が,千葉先生には名誉教授の称号が授与されました.

【2021.03.09】土木学会東北支部技術研究発表会で研究発表を行いました。
都市マネジメント学科 菅原研究室所属の4年生9名が、都市マネジメント学研修で取り組んだ研究について、2021年3月6日(土)に開催された令和2年度土木学会東北支部技術研究発表会|土木学会東北支部 (jsce.or.jp)で研究発表を行いました。
詳細は以下の報告をご覧ください。
【2021.03.05】東日本大震災から10年
2月13日(土)の23時過ぎに福島県沿岸を中心に大きな地震がありました.まずは被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます.
本学科では論文発表後であったことから幸いにも人的被害はありませんでしたが,固定していたにも関わらず複数の什器の転倒が生じ,また水関係の配管に損傷が生じるなど一部被害が生じました.学科関係者のほとんどが3.11をこの地で経験しており,2011年4月7日の大きな余震と合わせて3回目となる片付けを実施しております.この地震は2011年の地震の余震とされており,ちょうど節目の10年,しかもその直前の発生に,多くの方々が驚くとともに,薄れつつある3.11の記憶と教訓の伝承に身を引き締めたことと思います.津波ボランティアで見た沿岸の光景が目に焼き付いております.震災以降,建設設関係の自然災害に関する役割が取沙汰されるようになり,土木工学,建設分野を志す学生が増え,土木工学関係者にとっても状況が大きく変化した10年でした.

【2021.03.01】就職活動開始
3月1日より多くの企業で2022年卒業予定者を対象にした採用活動のエントリー受付が開始されます.本学科もこの日から学生の就職活動がスタートします.
この日に向けてCE進路セミナー(授業)やキャリアサポート課による模擬面接などの行事で就職指導を進めてきました.また例年3月には本学主催の合同企業説明会が実施されています.この説明会は本学の就職支援プログラムの大きな位置を占める行事ですが,昨年度はCOVID-19の感染が拡大しつつある時期で急遽中止となりました.このことから2021卒生の就職活動は苦戦が予想されましたが,最終的には例年同様となりほっとしているところです.本年度の合同企業説明会はWeb開催となりましたが,キャリアサポート課の尽力で例年同様の企業様にご参加いただけるとのことです.また本学科でも昨年の状況やデータから昨今の状況に適応した就職支援について考えて実施しております.がんばりましょう.

【2020.10~2021.1】アカデミックインターンシップ
2020年10月から2021年1月ににかけて,城南高校探求科よりアカデミックインターンシップの生徒として1名を山田研究室で受け入れました.昨年度より大学と接続した新しい学びを具体化する方策の一つとして実施されているものであり,高校生が大学の研究室に赴き,研究室の実験や実習実習,ワークショップ,イベント等に関わることで,生徒の学習に対する興味・関心を引き出して,基礎知識の重要さや進学意識を明確にさせるものです.
山田研究室では鋼製の橋梁に関する研究を取り扱っていますが,とくにこだわらずに土木工学全般について段階を踏んで説明し,理解できるように進めました.内容は主に見学としましたが,学科1年生向けの教材や外部講演で用いた資料・教材などを流用しました.毎回感想的なまとめを書いて頂いて最後に簡単なプレゼンテーションをして頂き修了としました.あえてこのカリキュラム用に特別な準備はせずに,とくに後半は4年生の卒業研修の実験の様子などを見てもらいましたが,卒論発表に向けてだんだんあわただしくなってゆく(追い詰められてゆく?)どこの大学でもこの時期見られる光景など見せられたのではないかと思っています.
【2021.02.09】修士論文発表会
2月9日 (火) の卒業研修論文発表会に続いて,修士論文発表会が実施されました.本年度最終学年となる修士課程の学生は2名です.修士論文については公聴会も兼ねており,審査員の教員に加えて外部機関の審査員の先生もお招きして,卒論発表会より長い時間で実施します.
理系の大学で学修する内容は,一般にまずは広く基礎的な所からスタートしますが,卒業までには,自身で選択したある分野の専門的な学修となります.どの分野でも科学を使った問題解決策や提案が求められており,その分野の専門家への社会的な期待は継続的に高いものとなっています.このことから,工学部では4年の大学の課程(学士課程)を修めた後に,さらに専門性を高めた2年の修士課程(本学では博士前期課程)に進学することも大きな選択肢の一つです.
