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卒業研修論文発表会の直前ですが,公式練習の様子をUP致します.
4年制の大学の多くでは,卒業要件に卒業論文の作成を含んでおり,本学でも都市マネジメント学研修Ⅰ・Ⅱとして,これを実施しています.4年生を前に卒業研修論文の指導を行う教員が運営する研究室に配属された学生は,約1年をかけて3年生までに学修した事項をベースに社会的に必要とされるテーマについて卒業研修を実施します.例年年明け位からあわただしくこの後に実施される発表会に向けて準備を行います.発表までにタイトルの提出,要旨の提出,そして卒業論文の提出の〆切があり,そして最後に発表会(審査会)が開催されます.発表会会場となる631・632教室では各研究室に割り当てられた時間で本番さながらな発表練習が実施されていました.あと少しがんばりましょう.

2021 卒論発表会練習

 

本学で最も古い小出研究室(平成2年度開始)の小出教授が、大学で学ぶきかっけをはじめ、専門のコンクリートについて語ります。

放送日時
前半 2月6日  日曜日 TBCラジオ朝6:30~6:45 放送
後半 2月13日 日曜日 TBCラジオ朝6:30~6:45 放送
*radikoラジオ視聴用の無料アプリ「radiko」で放送後1週間視聴が可能です。
https://www.tohtech.ac.jp/outline/public/radio/

なお、番組中でも話題になった「チェコ共和国滞在」については、滞在1年間の様子が、下記で見ることができます。
https://www.tohtech.ac.jp/topics/essay/13614.html

1月25日(火),締切りまで残り僅かですが,卒業論文の内容を補強する目的で実橋梁で計測を実施しました.山田研究室(鋼構造分野)では鋼橋を中心に社会基盤構造物の維持管理などに役立つ研究を実施しています.写真は歩道の脇に簡易な測定器をセットしてるところです.この橋梁は3.11の地震で中央径間のヒンジが少々ずれました.10年を経た現在でもその補修跡がよく見るとわかります.

2021 山田研 計測

中山研究室(環境工学)では、矢野篤男客員研究員の協力を得て「人工湿地」についての研究を行っています。「人工湿地」とは、処理対象の廃水を、目的とするレベルにまで浄化できるように設計し、製作した人工的な湿地です。

廃棄物埋立地から流出する浸出水を処理するために設置したこの人工湿地は、屋外にあるために、処理の効率は気温や降雨などの気象の影響を受けていると考えられます。その影響についても検討する必要があるために、年間を通しての実験を行っています。本日は積雪がありましたが定例の調査を行いました。

左の人工湿地(青色の装置)から流出している処理水をサンプリングしています
人工湿地は雪に覆われていました
左が人工湿地への流入水で、人工湿地内を順に流れていき、右が処理水です。きれいになっていることが分かります。大学の実験室に持ち帰って詳しく分析します。

1月11日(火)と16日(火)の2週にわたって,1年生向け授業 CE進路セミナーⅠで土木史に関するDVD学習を実施しました.
本学科では良き土木技術者を育成する目的で継続的にキャリア教育を実施しています.「日本の近代土木を築いた人びと」および「民衆のために生きた土木技術者たち」は明治維新以降に活躍した土木の偉人の仕事や生涯を扱った 大成建設(株)企画の映像作品です.広くは知られていませんが,高い志を持って海外から建設技術を持ち帰ったこれらの偉人たちが,わが国の近代化の礎を作ったといっても過言ではないと思います.本学科の卒業生が携わる社会基盤構造物やシステムも,やがて土木史の一部となることを理解して頂けたかと思います.

2021 セミナーⅠ 土木史学習

菊池研究室(交通計画分野)では、ドライビングシミュレータを用いた実験研究を行っています。自動車運転時の交通事故原因の多くは運転者の注意不足によるものです。どうして注意不足は発現してしまうのでしょうか。菊池研究室では、ドライバーの「注意不足」の発現を抑制することを目指し、「自動車運転時の注意制御に関する研究」に継続して取り組んでいます。今年度も、卒業研究テーマとして、注意制御に関する実験を実施しました。この実験アプローチによって、どのような運転状況下で注意制御に失敗し、注意不足になってしまうのか、考察を進めています。

菊池研究室が所有する簡易型ドライビングシミュレータ

卒業研究(卒研)もそろそろ大詰めです。
教室での授業と違い、卒研はほぼマンツーマンとなりますので、この時期は写真のような緊張感のなかで進めています。
右は本学技術支援センターの職員で、以前は建設コンサルタント会社で活躍されていました。専門家に助言を頂きながら卒研を進められるのは、本学科の恵まれている点です。

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権研究室(地盤工学)では、共同研究「軟弱・改良地盤の耐震性能評価へ適用可能な繰返しプレッシャメータ試験法の開発」に関する現地実験を実施しました。

この現地実験は昨年9月に1回目に引き続き、今回が2回目となります。昨年9月に実施した1回目の現地実験で失敗に終わった地表面に近い軟弱砂質土層に、権研究室が開発した繰返しプレッシャメータ実験装置を適用して実験を行いました。今回は無事成功し、研究室の4年生が実験結果を分析しています。研究成果は2月に卒業研究として発表いたします。

ボーリングをして実験装置を挿入

 

繰り返し外力を発生させ,地盤の反応を計測
現地実験に参加した研究室の学生

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2022年 新年あけましておめでとうございます。

と言ってお茶を飲みながら一息つく暇もなく
4年生は、卒業研修のまとめ作業に大忙しです。

この時期になると、大方の4年生は実験や調査によって蒐集したデータの整理を終え、検討・考察を進めつつ論文を書き始めている段階にいます。
そこで、データのまとめ方や考察の方向性について広い視点で確認するとともにお互いがどのようなテーマで研修を進めているのか理解を深めることを目的に水理系の研究室が合同で発表会を開催しました。
発表会では、現在鋭意取りまとめ中の成果を一人ひとりが発表し、今後のまとめに有用な意見交換が行われていました。

広い会場を利用して、3密にならないよう配慮して実施した発表会の様子

※水理系とは”都市マネジメント学科”のルーツである土木工学の一つの分野で、水の波や流れなど物理的性質に関わる学問分野の一つになります。
具体的には河川や海岸、そこに関連する構造物に関する研究を行っています。