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2年後期「CE進路セミナーⅣ」が始まりました.この科目は,都市マネジメント学科で1年前期から開講される「CE進路セミナー」シリーズの4つ目にあたり,「良識と倫理」および「自己啓発」として職業についての認識を深めることをねらいとしています.

また2年生は,後期から「エンジニアコース」と「プランナーコース」のいずれかに所属します.「CE進路セミナーⅣ」では2年生全体およびコース別のガイダンスを実施し,所属するコースの理念を改めて確認した上で,期待される学びについて各教員から熱いアドバイスを受けました.

都市マネジメント学科3年プランナーコースの演習科目「地域構想デザイン」が今年度もはじまりました.この科目では,主に「地域を改善する方策を提案できるようになること」を目標に,仙台・宮城・東北地方の地域における課題の理解と,改善策の提案をグループワークによって行います.1月のプレゼンテーションに向けて議論を進めます.

2021年度後期,「社会的計画論」という新規科目が開講しました(2年後期).この科目は,土木工学では「土木計画系」と呼ばれる学問分野の導入として,人文・社会科学を基礎とした計画論について包括的に理解することを目的としています.正規の科目としては新しいものですが,過去3年度にわたって課外活動として実施してきた「プランナー研修」の内容を基礎として発展させたものです.学科外あるいは学外からもゲストスピーカをお招きして授業を展開する予定です.

この科目を通じて,多くの学科生が,私たちの社会を対象とした計画論の全体像をとらえることが期待されます.

菊池研究室のメンバーが、課外活動として参加している「交通を考える研究会」(NPO法人まちづくり政策フォーラムの研究会の1つ、通称:交通研)では、仙台駅西口のバスプールをお借りしてポスターを掲示しました。2020年度の交通研の活動を通して、コロナ禍における公共交通の安全利用についてまとめています。このポスターは10月下旬頃まで掲示予定です。バスプールに行く際はぜひご覧ください!

▶交通研Facebookはこちら

仙台駅バスプールにポスターを掲示しました
バスプールで是非ご覧ください!

東北工業大学技術士会のWebサイトが公開されましました.この会は1997年10月に,本学科の前身である本学土木工学科卒業の技術士13名で設立されました.
技術士は国家資格であり,とくに建設コンサルタントでは高い技術力・技術者倫理を示すものとして重要視されることが多い資格です.
本学科の教育課程は継続的に(一社)日本技術者教育認定機構が運営するJABEE認定を受審しており,東北工業大学技術士会の方々には,本学科の教育プログラムの改善や運営に日ごろからご協力頂いております.

2021工大技術士会HP

東北工業大学技術士会

権研究室(地盤工学)では、「軟弱・改良地盤の耐震性能評価へ適用可能な繰返しプレッシャメータ試験法の開発」の研究活動の一環として、9月16-17日に現地実験を実施しました.

研究課題名が長くて難しそうにみえますが、簡単に説明するとこの研究では、一定深度の地盤に風船のようなゴム膜(これを、プレッシャメータと呼びます.下の写真を参照)を挿入し、その中に水を注入・排水させることで繰り返して地盤にせん断力(地震力に相当)を発生させ、液状化に対する地盤の耐震性能を評価しようとしています.権研究室も共同研究者として、複数の大学・研究所・企業で構成されているこの研究グループに参加しています.

これが「プレッシャメータ(プローブ)」と呼ばれるものです.これを地盤に挿入して黒い部分のゴム膜を膨らますことによって地盤に力を入れます.

権研究室では、新しい繰返しプレッシャメータ試験法の考え方に基づき、昨年度からハードウェアとソフトウェアを同時に開発しました.まだ、様々な側面で改善の余地がありますが、室内・現地試験を実施しながら一歩ずつ前に進んでいます.

研究室開発の繰返しプレッシャメータ試験制御・計測プログラムです.このプログラムでプレッシャメータに水を注入・排水しながら、その時の地盤の変化を測定しています.

今回の現地実験では、最深GL-7.30mまでプレッシャメータを設置し、粘土層・砂層に地震力を発生させる実験を行いました.この研究に参加している権研の4年生2名も同行しました.次回の現地試験に備え、今回の実験のデータ整理、システムの改善、さらに室内での検証を実施する予定です.

プレッシャメータを挿入するために、地盤に穴を作っています.
トラックの荷台に試験装置を設置してパソコン制御で実験を行っています.試験機の設置・試験条件の入力は研究室の学生が行いました.また、本学科の愛馬「学科トラック」が試験機の運搬・移動、試験台、休憩空間、事務空間として大活躍しました.

2021年9月9日(木),大学院修士1年(土木工学専攻)の近石さゆりさんが令和3年度土木学会全国大会 第76回年次学術講演会で研究発表を行いました.発表内容は都市マネジメント学科での卒業論文の成果を発展させたものです.発表後には座長や参加者の先生方から有益なご議論をいただきました.今後の研究の発展に期待です.

発表練習の様子

菊池研究室のメンバーが、NPO法人まちづくり政策フォーラムの研究会の1つである「交通を考える研究会」(通称:交通研)と協同で制作した「地下鉄・バスで、安全にお出かけ【るーぷる仙台編】」動画を公開しました。コロナ禍で公共交通の利用に不安を抱いている人もいると思います。でも、きちんと対策をすれば感染リスクは小さくできます。みなさんも「るーぷる仙台」で仙台観光してみましょう。なお本動画の制作にあたっては、東北大学大学院医学系研究科の吉田眞紀子先生(感染症疫学等が専門)からご助言などを賜りました。

【関連のお知らせはこちら】地下鉄・バスで、安全にお出かけ〜消毒は20秒かけて編

▼▼▼動画はこちらからご覧ください▼▼▼

須藤研(研修Ⅲ):令和3 年9 月7 日13:00~15:00 土木学会令和3 年度全国大会研究討論会WEB参加

研究討論会(16)応用力学委員会/Beyond AI 時代の土木に向けて 〜AI の先にあるもの〜

上記の報告を須藤研究室から受けました.残念ながら写真などはありません.

本学科の学問的基盤は土木工学です.タイトルの土木学会全国大会は学科の専任教員全員が所属している学会であり,年に一回全国大会として,開催地方の大学を会場に,全国から学生を含めた関係の方々が一堂に会し,研究発表を中心とした議論,交流等を行うものです.
会場は関東地方,それ以外の地方と毎年変わり,参加を楽しみにしている方も多いと思います.また卒業論文などの成果を発表する場でもあり,全国大会のメイン行事である「年次学術講演会」は学生の学会デビューの場となります.

昨年度は名古屋工業大学で開催の予定でしたがオンライン実施に変更となりました.本年度は東海大学がホスト校でしたが計画当初からオンライン実施となり,年次学術講演会,研究討論会,全体行事なども全てWeb上で開催となりました.そのため,上記の様に写真などはありません.非常に残念なので,平成28年に土木学会東北支部で実施した全国大会の記録のURLを貼っておきます.平時であれば大会期間中には見学会や市民協働のイベント,交流会などが実施されます.

本学科からは複数の学生および教員が研究発表を実施しました.また教員はセッションの座長を務めたり土木学会東北支部の委員として全国大会の運営に協力しました.