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10月26日(火),1年生授業,CE進路セミナーⅡで「カウンセラーガイダンス」を実施しました.
本学科では良き技術者の育成を目的に,継続的にCE進路セミナーを実施しています.この授業のカリキュラムには,低学年時にはレポートの指導,技術者倫理などを含み,職業講話などを経て,3年次には就職支援の内容も含むものです.今回は初めての試みとして,本学カウンセリングルームの猿渡先生のご協力のもとで,表題のカウンセラーガイダンスを実施しました.講話には 宮城県こころの支援モデル事業 の「NPO法人 Switch」の講師の方々のメンタルヘルスに関する講話,および本学ピアサポーターの4年生の講話も含め,充実した内容となりました.

2021 進路セミナーⅡカウンセラーガイダンス

近藤研究室では、4年生の卒業研究としてパークヨガをとおした公園の新しい利用可能性を検討する社会実験に参画しております。

この事業は仙台駅東まちづくり協議会主催の「榴岡公園パークマネジメント社会実験」の一つで、プログラムの主催はセントラルスポーツ株式会社、協力は仙台市公園課ほかで行われています。
本研究室では、参加者に対するアンケート調査をとおして、パークヨガと榴岡公園に関する現状と今後の展開に向けた課題を明らかにしていくことを目的としています。公園は都市におけるとても大切な要素です。その公園を学生と一緒にマネジメントしていきたいと思っています。
なお、このパークヨガは10月11月の毎週土曜日午前8時から9時まで行っていますので、興味関心のある方はぜひ一緒にいかがですか。詳細や申込はこちらをご覧ください。
セントラルウェルネスクラブ24 仙台南小泉

2021 榴岡公園での社会実験 (c) 近藤 祐一郎

 

本学、研究技術センター・プロジェクト研究所の防災・減災技術の研究拠点として都市マネジメント学科を拠点とするインフラストラクチャーメンテナンス研究所が開設されました。

インフラストラクチャーメンテナンス研究所はインフラストラクチャーを対象として点検データに基づく劣化現象のモデル構築および劣化度の評価とその予測し、加えて最適な補修・改修戦略に関する維持管理事業におけるコスト最適化(縮減)やインフラストラクチャーの長寿命化を図ることを目的としています。

地域のニーズを取り入れ、産学連携による社会実装を目的としており、連携パートナーを募集しておりますので、ご興味のある方は、お問い合わせください。

橋梁点検システムの開発状況(実地試験)

高橋研究室では、海岸の防災・減災に関する研究や海岸利用に関する研究を行っております。海岸利用の代表的なものとして海水浴が挙げられますが、夏場の短期間に限られております。一方、年間を通して海を利用したレジャ-スポーツの代表的なものの一つとして、サーフィンが挙げられます。しかし、海岸利用に関する研究はほとんど見当たりません。

当研究室では、海岸利用者(サーファ--)の動向と波浪に関する現地調査を実施し、海岸利用者の実態を把握し波浪等との相関性等について検討を行っております。

 


日の出とともに調査開始 (この写真にサーファ-3名)


砕波波高の観測


波浪データの蒐集  (解析用動画撮影)

「都市マネジメント学研修I」は、4年次から始まる卒業研修を3年後期に拡張した科目であり、「卒業研修」と「就職活動」が科目のキーワードです。第3回の授業では、「4年生の就活体験談」を企画し、在学生先輩から自身の就職活動に触れながら、これから本格的に就活に取り組む現3年生の就職活動に役立つ情報を伝えてもらいました。この就活体験談に登壇した4年生は11名で、その内定先は建設会社・コンサルタント会社・運輸系会社・公務員・本学大学院進学となっております。内定先の紹介に始まり、志望理由やスケジュールを含む就活の全般的な流れ、そして就活全体を振り返っての良かった点・反省点、さらには就活のポイントや3年生に伝えたいことについて熱い体験談を話してもらいました。3年生はメモを取りながら先輩の話に真摯に耳を傾けていました。3年生の就職活動に役立つ情報がたくさん得られたことと思います。最後に、発表してくれた4年生の皆さん、卒業研究が忙しい中、後輩のためにありがとうございました。

近年急速に普及しているUAV(通称:ドローン)は、調査研究の分野でも活用の場が広がっています。今回は、七北川の河口部周辺で空からの撮影を行いました。
その目的は、まだ言えませんが・・・3月に卒業論文が纏まるころには公開できるかと思います。


準備の様子


通常ドローンの飛行高度の上限は150mです。
安全を考慮して100mから撮影をしました。


流れの様子を観察するために浮子を投入します。

 
100m上空から見るとこんな感じになります。


最後に、ドローンによる撮影でよく見る感じの記念撮影!!

6号館3階のデジタルサイネージの更新作業を実施しました.
このデジタルサイネージは2019年度から運用しているもので,Raspberry Pi Zero W を使用しています.GitHubで公開されている時計のプログラムをベースに,人感センサーを組み合わせています.時計の背景としてJRの運行情報のTwitterを利用し,時刻を大学のNTPサーバから,地図はMapbox,天気はDarkSkyから取得して表示するものです.昨年度からCovid-19の情報を表示するといった少々残念な利用になっていましたが,約2年半にわたりほとんどトラブル無く運用できていました.最近調子が悪い様でしたが,DarkSkyがAppleに買収された事で天気の表示ができなくなり,これを機にメンテナンスを実施しました.といっても数種類のコマンドを実施するのみで,オープンソースの枠組みのすばらしさに改めて感心しました.本学科でも今年度からプログラミングの授業が導入されています.このあたりの知識は今後ますます分野を超えて必要になって来ると思われます.

2021 デジタルサイネージ

 

本学科のある7号館前で新棟建設工事が進んでいます.長らく基礎工事が実施されていましたが,今週から鉄骨が搬入されて組立が始まりました.
この工事では2台の大型クローラクレーンが使われていますが,これらの重機は分解して現場(本学)まで運ばれてきます.先週末の夜中に搬入作業が実施された様でした.クレーンは,クローラ部,上部本体,ブームなどに分解して,大型のトレーラなどで別々に搬入します.クレーンの重量は吊荷よりある程度重くなくてはなりませんが,国土交通省より車両制限令で我が国の道路を通行できる車両の重量は最大25トンまでと決められています.現在の日本の橋梁などは25トンの車両を基準に設計・製作されています,このため,これを超えない様に分解して運ぶ必要があるわけです.

2021 10月 新棟建設

都市マネジメント学科のエンジニアコースでは、3年後期に「都市工学デザイン」を学びます。

「都市工学デザイン」は、これまでに学んだ土木工学の専門知識を応用し、具体的な設計演習を通して公共施設(インフラ)のデザイン能力を養うことを目的とした授業です。履修生は各自の興味や就職後に携わりたい分野などを考えながら、3つのコースから1コースを選択して授業を受けています。

コンクリート及び鋼構造コース(左)、土と基礎設計コース(中)、下水管渠設計コース(右)に分かれてエンジニアリングデザイン能力を養います

コンクリート及び鋼構造コース
2年生までに学習した鉄筋コンクリート断面について、その具体的な設計を演習しています。理論と異なり、規格で定められた太さの鉄筋を何本使いどのように配置するのかについて、正解が1つに定まらない最適案を、試行錯誤しながら決め図面にします。

土と基礎設計コース
2年次までの「地盤工学」や「都市工学実験Ⅰ(土質実験)」で学んだ知識を活用して静的・動的地盤工学問題をデザインする演習をします.授業は,須藤教授,権准教授,ゲストスピーカーの先生が担当しています.
本日の第3回目の授業では,逆T型擁壁を設計することにあたって,「水平土圧」を求めて擁壁の断面を決定する演習をしました.

下水管渠設計コース
都市の浸水被害を防止するための下水管渠の設計方法を学んでいます。(市街地に降った雨水の排除も下水道の重要な使命です!)
雨水を速やかに排除できる下水管渠の断面積や勾配を決定するために、これまでに学習した「上下水道工学」や「水理学」の知識が必要になります。
今回の授業では「確率統計」の考え方に基づき、設定された仮想地域の降雨量の予測を行いました。ここで求めた降雨量の値を使用して次回から実際に下水管渠の設計を進めていきます。

廃棄物埋立地では廃棄物が毎日搬入されて埋め立てられています。この埋立地を適切に管理するためには、埋め立てられた廃棄物の体積を求めることが必要になります。以前は、地上で測量を行い、そこで得られたデータを基に複雑な計算を行って体積を求めていました。中山研究室ではドローンを利用して、体積を求める方法について研究しています。ドローンを飛ばして写真を撮り、それを専用のソフトを用いて処理することによって地表の点の3次元データを得ることができます。このデータから、面積や体積を計算することができます。より正確に、より簡単に体積を求める方法について検討を進めています。

本研究で使用しているドローンの機体と送信機
ドローンによってこのような写真を数十枚撮影します。ある割合で重なり合うように撮影することがポイントです。重なり合う割合を指定すると、自動で飛行し撮影します。
専用の解析ソフトに写真を読み込ませて計算することによって3次元の地表の位置データを得ることができます。これを利用して、面積や体積などのいろいろな計算をすることができます。この図は標高マップを示しており、赤い色が標高の高いところ、青い色が低いところを示しています。
ドローンを飛行させる準備をしています。いろいろな設定が必要です。