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2月15日(水)631教室にて令和4年度,本学大学院 土木工学専攻 修士論文発表会が開催されました.
本年度は3本の修士論文が提出され,3人の博士前期課程2年(修士2年)の大学院生が発表会に臨みました.本発表会は修士論文の審査会を兼ねており,指導教員に加えて副査の先生方をお招きして実施されました.一般に大学では学部の上位の教育課程として,専攻課程が運営されており,都市マネジメント学科は土木工学専攻博士前期課程(修士課程2年)と土木工学専攻博士後期課程(博士課程3年)を有しています.発表会を終えた3名には,審査で認められれば 修士(工学) の学位が授与されます.修士論文の発表会は先日の学部4年生の発表会とは発表内容も質疑応答もよりアカデミックで雰囲気が異なる会となります.今年も無事に発表会が終了しました.修士論文の作成は卒業論文に比べるとかなり大変だったと思いますが,専門性が評価される理系分野ではそれ以上の価値があるかと思います.お疲れさまでした.

2022 修士論文公聴会

2月13日と14日の2日間,3年生,修士1年生を対象に都市マネジメント学科の主催で業界研究会を開催しました.
本学科では1年~3年前期の期間はCE進路セミナーで,3年後期は都市工学研修Ⅰでキャリア教育を実施しています.本年度はこのキャリア教育の一環として,複数の企業の方々,県・市の建設課の方々にご来学頂き,仕事の意義・内容などについてご講演頂きました.東北地方は,地域の規模に比較して本学科をはじめとする土木系学科を有する大学が少ない地域となっています.建設系の公務員,建設会社,建設コンサルタントは地域を支える重要な業種ですが,それゆえに管理者・技術者としての人材が慢性的に不足しています(たとえば,県・市の土木職公務員の試験は事実上これらの土木系学科で学ばない限り受験はむずかしい).私達は継続的に就職支援をしてきましたが,この後すぐに就職活動が始まります.自信を持って頑張りましょう.

2022 学科業界研究会

2月9日(木) ~ 10日(金) の2日間にわたって,2022年度の卒業研修論文発表会が実施されました.本年度は77編の卒業研修論文が提出され,2会場での発表会となりました.
3年次末に研究室配属された学生は,指導教員のもとに卒業研修論文の作成を念頭に卒業研修を実施します.本学科の学問的基盤はいわゆる土木工学ですが,コンクリート,地盤,橋梁などのイメージがわきやすい対象から,まちづくり,観光,政策,上下水道,環境など,一見関係のわかりにくいものまで,昨今の社会的問題を多く含んだテーマについて研究を実施しています.4年生は,3年までの学修をベースに色々な事を含んだ問題について,約一年,考えて試して卒業研修論文をまとめました.この事は今後必ず何らかの形で役に立つでしょう.
この発表会は前日に提出〆切の卒業研修論文の審査会を兼ねていますが,教育的な観点から,3年生以下の学生の聴講を認めています.昨年は新型コロナ感染症がまん延していた時期で聴講はWebのみでしたが,本年度は直接聴講が可能で,ほぼコロナ前の形態での実施でした.

2022 卒業研修論文発表会

昨年末に本学科の1・2年生を対象に見学会を実施した国道4号箱堤交差点立体化の現場で,箱堤高架橋の送り出し架設作業が行われました.
この工事をご担当の高田機工様より情報を頂き,複数の学生が自主的に見学した様です.この様な大規模な社会基盤構造物の施工や計画,維持管理に将来たずさわれる事は,本学科で学ぶ学生の大きなモチベーションとなる事と思います.ありがとうございました.日本最大級の交差点に位置する現場で,長さ100m,重量750トンの鋼桁を数時間で空中を移動させて架橋する作業は複数のメディアでニュースとして取り上げられていました.

2023 箱堤高架橋送り出し架設 1 (新幹線の新車両が通過,高田機工様ご提供)
2023 箱堤高架橋送り出し架設 2 (高田機工様ご提供)

【2022.11.22】CE進路セミナーⅡ 見学会:国道4号 仙台拡幅 箱堤交差点立体化

河北新報 東北最大級の箱堤交差点、一夜で橋架かる 国道4号仙台バイパス立体化工事

NHK “東北最大級”の交差点に一夜で橋桁 仙台 箱堤交差点

国土交通省 仙台河川事務所 国道4号 仙台拡幅 箱堤交差点立体化

今週から2022年度の卒業研修論文発表会の公式練習が始まりました.
後期の授業,定期試験期間が終わりましたが,年末がはるか昔の事の様に思えるほど例年1月は忙しい日々となります.各研究室に所属した4年生は教員の指導のもとに卒業研修論文の作成に取り組みます.これらは単なるレポート課題とは異なり,3年生までの学習をベースに様々な実社会の問題(それは正解が無いものが多いですが)に対して何らかの解を探して提案する,といったものです.あと少しでこれらの研究成果の発表会となります.頑張りましょう.

2022 卒研発表練習

1/19(木)に国土交通省主催のPLATEAU AWARD 2022(※)のFINALISTが公開され、本学科の小野講師の「キッズ向けさいがいMAP」が選出されました。

※3D都市モデルを活用したサービス・アプリ・コンテンツ作品コンテスト

初代グランプリを決める最終審査会は 2023年2月18日に東京・御茶ノ水のaxleで開催されます。同審査会の様子はオンラインでライブ配信されます。

NEWS & TOPICS  本学 都市マネジメント学科 小野 桂介 講師の「キッズ向けさいがいMAP」が国土交通省の「PLATEAU AWARD 2022」でFINALISTに選出されました

12月23日(金)2年生授業 CE進路セミナー4で特別講話が開催されました。国土交通省 東北地方整備局 仙台河川国道事務所 所長 田中誠柳様より東北地方整備局の仕事、道路の歴史と役割を中心にご講話を頂きました。2年生は12月02日に箱堤交差点に建設中の橋梁を見学し、現場で最新のVR技術、MR技術を体験しましたので、現場での体験と今回の知識が上手く融合し、理解が深まったことと思います。

また、後半の質疑応答では「今までで一番楽しかった事業は何ですか」「TEC-FORCE (緊急災害対策派遣隊)は普段はどのような業務をしているのですか」といった質問や、「国土交通省が行なっている事業のことは今までよく理解していなかったが、今回の講話で深く知ることが出来てよかったです」などの感想が寄せられました。学生にとって大変実りある授業になったことが伺えます。この場をお借りして御礼申し上げます。

12/9(金)に東北大学青葉山キャンパスにて、第10回国際水環境シンポジウムが開催され、小野講師が「Minecraftを活用した子供向けの防災教育に関する研究」を発表しました。

タイトル:
Minecraft as a tool for disaster education: A case study of flood inundation in Fukushima, Japan」

内容:
人気ゲームMinecraftと3次元の都市データを活用し、子供たちが災害の危険度を学習できるコンテンツを紹介しました。対象地域は福島県郡山市、対象災害は洪水氾濫です。参加者からは、コンテンツの利活用方法や再現したワールドのグラフィックなどについて質問がなされました。今後、地域の小学校を対象とした出前授業などを通じて、研究をさらに進めていく予定です。

12月13日(火),1年生向け授業 CE進路セミナーで「日本の近代土木を築いた人びと」と題した授業を実施しました.本学科では良き技術者となるためのキャリア教育を1年生から継続的に実施しています.ここでは学科の学問的基盤である土木工学の歴史や先輩方の仕事を学び,今後の学習やキャリア選択を考えます.
続く12月20日も同シリーズの動画を見てさらに深く学びました.これらの一連の史実をまとめたものは「土木史」と呼ばれるもので,今回は大成建設(株)制作の「日本の近代土木を築いた人びと」と「民衆のために生きた土木技術者たち」を使用しました.土木史は中学・高校で教える歴史とは少し観点が違いますが,100年前の鉄道を作ったのは土木で,治水や港湾整備などで私達の今の生活基盤を作ってきたのが土木であることがわかるかと思います.

2022 セミナーⅡ 土木史

日本の近代土木を築いた人びと
民衆のために生きた土木技術者たち