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菊池研究室のメンバーが、課外活動として参加している「交通を考える研究会」(NPO法人まちづくり政策フォーラムの研究会の1つ、通称:交通研)では、仙台駅西口のバスプールをお借りしてポスターを掲示しました。2020年度の交通研の活動を通して、コロナ禍における公共交通の安全利用についてまとめています。このポスターは10月下旬頃まで掲示予定です。バスプールに行く際はぜひご覧ください!

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仙台駅バスプールにポスターを掲示しました
バスプールで是非ご覧ください!

東北工業大学技術士会のWebサイトが公開されましました.この会は1997年10月に,本学科の前身である本学土木工学科卒業の技術士13名で設立されました.
技術士は国家資格であり,とくに建設コンサルタントでは高い技術力・技術者倫理を示すものとして重要視されることが多い資格です.
本学科の教育課程は継続的に(一社)日本技術者教育認定機構が運営するJABEE認定を受審しており,東北工業大学技術士会の方々には,本学科の教育プログラムの改善や運営に日ごろからご協力頂いております.

2021工大技術士会HP

東北工業大学技術士会

権研究室(地盤工学)では、「軟弱・改良地盤の耐震性能評価へ適用可能な繰返しプレッシャメータ試験法の開発」の研究活動の一環として、9月16-17日に現地実験を実施しました.

研究課題名が長くて難しそうにみえますが、簡単に説明するとこの研究では、一定深度の地盤に風船のようなゴム膜(これを、プレッシャメータと呼びます.下の写真を参照)を挿入し、その中に水を注入・排水させることで繰り返して地盤にせん断力(地震力に相当)を発生させ、液状化に対する地盤の耐震性能を評価しようとしています.権研究室も共同研究者として、複数の大学・研究所・企業で構成されているこの研究グループに参加しています.

これが「プレッシャメータ(プローブ)」と呼ばれるものです.これを地盤に挿入して黒い部分のゴム膜を膨らますことによって地盤に力を入れます.

権研究室では、新しい繰返しプレッシャメータ試験法の考え方に基づき、昨年度からハードウェアとソフトウェアを同時に開発しました.まだ、様々な側面で改善の余地がありますが、室内・現地試験を実施しながら一歩ずつ前に進んでいます.

研究室開発の繰返しプレッシャメータ試験制御・計測プログラムです.このプログラムでプレッシャメータに水を注入・排水しながら、その時の地盤の変化を測定しています.

今回の現地実験では、最深GL-7.30mまでプレッシャメータを設置し、粘土層・砂層に地震力を発生させる実験を行いました.この研究に参加している権研の4年生2名も同行しました.次回の現地試験に備え、今回の実験のデータ整理、システムの改善、さらに室内での検証を実施する予定です.

プレッシャメータを挿入するために、地盤に穴を作っています.
トラックの荷台に試験装置を設置してパソコン制御で実験を行っています.試験機の設置・試験条件の入力は研究室の学生が行いました.また、本学科の愛馬「学科トラック」が試験機の運搬・移動、試験台、休憩空間、事務空間として大活躍しました.

2021年9月9日(木),大学院修士1年(土木工学専攻)の近石さゆりさんが令和3年度土木学会全国大会 第76回年次学術講演会で研究発表を行いました.発表内容は都市マネジメント学科での卒業論文の成果を発展させたものです.発表後には座長や参加者の先生方から有益なご議論をいただきました.今後の研究の発展に期待です.

発表練習の様子

菊池研究室のメンバーが、NPO法人まちづくり政策フォーラムの研究会の1つである「交通を考える研究会」(通称:交通研)と協同で制作した「地下鉄・バスで、安全にお出かけ【るーぷる仙台編】」動画を公開しました。コロナ禍で公共交通の利用に不安を抱いている人もいると思います。でも、きちんと対策をすれば感染リスクは小さくできます。みなさんも「るーぷる仙台」で仙台観光してみましょう。なお本動画の制作にあたっては、東北大学大学院医学系研究科の吉田眞紀子先生(感染症疫学等が専門)からご助言などを賜りました。

【関連のお知らせはこちら】地下鉄・バスで、安全にお出かけ〜消毒は20秒かけて編

▼▼▼動画はこちらからご覧ください▼▼▼

須藤研(研修Ⅲ):令和3 年9 月7 日13:00~15:00 土木学会令和3 年度全国大会研究討論会WEB参加

研究討論会(16)応用力学委員会/Beyond AI 時代の土木に向けて 〜AI の先にあるもの〜

上記の報告を須藤研究室から受けました.残念ながら写真などはありません.

本学科の学問的基盤は土木工学です.タイトルの土木学会全国大会は学科の専任教員全員が所属している学会であり,年に一回全国大会として,開催地方の大学を会場に,全国から学生を含めた関係の方々が一堂に会し,研究発表を中心とした議論,交流等を行うものです.
会場は関東地方,それ以外の地方と毎年変わり,参加を楽しみにしている方も多いと思います.また卒業論文などの成果を発表する場でもあり,全国大会のメイン行事である「年次学術講演会」は学生の学会デビューの場となります.

昨年度は名古屋工業大学で開催の予定でしたがオンライン実施に変更となりました.本年度は東海大学がホスト校でしたが計画当初からオンライン実施となり,年次学術講演会,研究討論会,全体行事なども全てWeb上で開催となりました.そのため,上記の様に写真などはありません.非常に残念なので,平成28年に土木学会東北支部で実施した全国大会の記録のURLを貼っておきます.平時であれば大会期間中には見学会や市民協働のイベント,交流会などが実施されます.

本学科からは複数の学生および教員が研究発表を実施しました.また教員はセッションの座長を務めたり土木学会東北支部の委員として全国大会の運営に協力しました.

 

8月25日(水),26日(木)の二日間にわたりJABEE認定継続審査を受審しました.
本学科は(一社)日本技術者教育認定機構により,プログラム認定されています.学科のカリキュラムは「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査・認定され,認定後も改善のためのPDCAサイクルの実施や,基準に則した根拠書類の整備・保全などが課されています.このために学科の教員や,ご協力頂いているセンターの先生方はかなりの労力を強いられますが,JABEE認定を受けることは本学科の教育の質保証を具現化する重要なプロセスです.
本審査は昨年度実施の予定でしたが,コロナ禍で本年度に延期となりました.前期定期試験後に学科全員で準備を行い,審査は遠隔授業システムなどを利用してオンラインで実施されました.

2021 JABEE審査

JABEE (一社)日本技術者教育認定機構

7月31日、8月1日と第2回オープンキャンパスが開催されました。

8月1日の午後からは一時激しい雨が降る場面もありましたが、
沢山の高校生とご父兄にご参加いただきました。
ありがとうございました。


また、運営に協力してくれた学生の皆さんありがとうございました。

次回のオープンキャンパスは9月4日10:00~15:00
ライブ講義を中心に本学の様子を紹介します
詳細は近日公開
オープンキャンパス - 入試情報|東北工業大学 (tohtech.ac.jp)

その前に 8月28日はキャンパスオープンデー!!(八木山キャンパス)
ツアー形式で各キャンパスの学科をぐるっと一回りできます。
キャンパス見学会 - 入試情報|東北工業大学 (tohtech.ac.jp)

7月30日にAO入試の募集要項が公開されています
2022年度 AOVA選抜の募集要項を公開しました | 東北工業大学 (tohtech.ac.jp)

中山研究室では、矢野篤男客員研究員の協力を得て「人工湿地」についての研究を継続して行っています。「人工湿地」とは、処理対象の廃水を、目的とするレベルにまで浄化できるように設計し、製作した人工的な湿地です。その特徴としては省エネルギー、低コスト、自然な景観や生物の生息場を与えることなどがあげられます。梅雨が明けた7月16日には仙台市青葉区愛子にある実験施設に行き、サンプリングや植物の計測を行いました。この実験施設では廃棄物最終処分場から流出する浸出水を人工湿地で処理する実験を行っています。学生も卒業論文のデータを得るために暑い中ですが真剣に取り組んでいました。

サンプリングしています。大学の実験室に持ち帰って分析します。
植物(ヨシ)の本数や長さを計測しています。
本年度の「人工湿地」担当者です。

近藤研究室では、4年生の卒業研究として「市道あすと長町環状線」の歩道における自転車と歩行者の利用実態調査を7月から開始しました。

この歩道は現在、自転車と歩行者が通行できますが、概ね2~3年以内に車道側に自転車が通行するための整備が行われる予定です。

整備前(今年度)と整備後(2~3年後)を比較することによって、通行量の変化や整備の効果を明らかにすることがこの研究の目的です。

将来的に、安全安心な歩道環境づくりに向けた提案に繋げていきます。