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本学科の土木計画系研究室(稲村名誉教授菊池研究室泊研究室)が,茨城大学の交通・地域計画研究室の皆様をお招きして,2日間の合同ゼミ合宿を宮城県東松島市で開催しました.

過去には2017年~2019年に3回開催したこの合同ゼミ合宿は4年ぶりの開催となりました.1日目のゼミでは,学生と教員からの発表内容に対して熱い議論が交わされました.2日目は現地の防災教育プログラムに参加して実践的な防災の知識を得たり,松島を散策したりして交流を深める時間となりました.




(参考)
2018年度東北工大・茨城大合同ゼミ(土木計画系)
2017年度東北工大・茨城大合同ゼミ(土木計画系)

2023年9月17日(日),横浜国立大学で開催されたぼうさいこくたい2023に大学院生の星野美奈さん(土木工学専攻M1,泊研)が参加しました.星野さんから届いたコメントを掲載します.
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団体名:U-INSPIRE JAPAN
オリジナルセッション「シネマde防災」

災害に関連するアニメ、小説などを取り上げて若者と語り合おう!という趣旨の企画です。
今回は「風立ちぬ」「すずめの戸締まり」「大正浪漫」(YOASOBIの楽曲)を取り上げPV等を用いてポイントをお話しする、という形を取りました。
打ち合わせは全てオンラインで行い、メンバーもそれぞれの活動と並行し忙しい中でしたが、準備に取り掛かることができました。
私は今回初めてこのようなイベントに参加し、わからないことも多かったですが、他のメンバーの皆さんに助けていただき、セッションの進行や広報活動に関わることができました。
また、企画を通して防災に関わる学生団体や、若手の技術者の方とお話しすることができて、それぞれの人がそれぞれに深く、防災について考えていることを改めて実感しました。
また、参加していた大学や企業の出展も見て回ることができ、土木だけでなく情報技術や映像技術など本当に多岐にわたる分野が防災に関わっていて、全ての人が安全、安心な日本を作るために努力していることが実感できました。
これらの経験を、今後行う活動や研究活動に生かしていればと思います。

(写真下)一番左が星野美奈さん

9月17日(日),東京学芸大学小金井キャンパスで開催された 2023「青少年のための科学の祭典」in 小金井 に「ドボクを体験つよいぜ!紙で橋をつくろう」のタイトルで,本学科 山田 真幸 教授 が (一社)日本橋梁建設協会 東北事務所 とのコラボで橋の模型作りのブースを出展しました.
2019年度に一度出展しましたがコロナ禍で参加を見合わせていました.今回は4年ぶりの参加です.内容は先に実施した「学都仙台サイエンスデイ」,「青少年のための科学の祭典in山形」と同様のままで東京遠征となります.これは本出展の内容・マニュアルなどを整理して普及させる実証実験の意味もあります.会場では都立多摩科学技術高校のボランティアスタッフ10名に手伝って頂きました.この模型作りを通じて科学や工学,土木技術者の工夫,社会基盤施設の意義など感じて頂ければと考えています.お越し頂いた皆様,また運営を手伝って頂いた皆様,どうもありがとうございました.

2023 青少年のための科学の祭典東京大会in小金井

2023「青少年のための科学の祭典」in小金井

日本橋梁建設協会 2019青少年のための科学の祭典 東京大会in小金井

【2023.08.05】2023青少年のための科学の祭典in山形 出展

【2023.07.16】学都仙台宮城サイエンスデイ2023 ドボクを体験 つよいぜ!!紙で橋をつくってみよう

2023年9月11日(月)~2023年9月15日(金)の5日間に前半はオンライン,後半は広島国際会議場・広島大学・広島工業大学で開催された令和5年度土木学会全国大会(第78回年次学術講演会)に都市マネジメント学科・大学院土木工学専攻から複数の学生および教員が研究発表やセッションの座長等で参加しました.

    (都市マネジメント学科・大学院土木工学専攻 関連の発表)

  • [I-364] ブリッジ回路を用いたトラス橋部材の損傷検出の試み
    *山田 真幸1、嶋田 哲也、山田 和 (1. 東北工業大学)
  • [IV-30] 防災意識と避難行動の関係に関する文献レビュー
    *星野 美奈1、泊 尚志1 (1. 東北工業大学)
  • [VI-407] 北海道のトンネル覆工における凍結危険度の地域性について
    *禿 和英1、須藤 敦史2、五十嵐 隆浩3 (1. (株)建設技術研究所、2. 東北工業大学、3. (株)構研エンジニアリング)
  • [VI-735] 寒冷地の道路構造物における劣化遷移の予測に対する基礎考察
    *須藤 敦史1 (1. 東北工業大学)
  • [VI-1157] 北海道の山岳トンネルにおける劣化のモデル化について
    *河村 巧1、須藤 敦史2、佐藤 京3、兼清 泰明4、檀 寛成4、丸山 収5 (1. 岩田地崎建設株式会社、2. 東北工業大学、3. 国立研究開発法人土木研究所寒地土木研究所、4. 関西大学、5. 東京都市大学)

このうち,IV-30の発表を終えた星野美奈さん(大学院土木工学専攻M1,泊研究室)のコメントです.
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自分の研究の防災・減災のみならず、土木の横断的な分野の皆様がいる素晴らしい場所で発表させていただきました。発表へ貴重なご意見をいただき、自らが考慮できていなかった点への今後の取り組みに活かせるように努力していきたいと思います。
また、自分の研究だけでなく、様々な研究発表を聴講することができ、自分にはなかった視点や技術の活用方法について学ぶことが出来ました。今後の自分の視野を広げるための有意義な経験になりました。
発表までにご協力してくださった皆さんにお礼を申し上げると共に、このような場で発表させていただけたことに感謝します。

9月12日(火),仙台三桜高等学校の探求学習を実施しました.これは本学の事業として2019年から実施しているもので,高校生が希望した学科の模擬授業などを数回受講するものです.今回本学科では水害や防災教育の研究,授業を担当している小野桂介講師が対応しました.

2023年9月10日(日)~11日(月)に京都大学宇治キャンパスで開催された第18回防災計画研究発表会に聴講参加した大学院生の星野美奈さん(土木工学専攻M1,泊研)から届いたコメントを掲載します.

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防災計画研究会では、土木にかぎらず幅広い分野で「防災・減災」や避難に関して議論が行われていました。
普段の学生生活では触れない分野の観点からも災害に対する考え方に触れたことで、今まで自分が考えていたものがまだまだ偏った考え方であったことを自覚しました。学びが多く、実りのある学会参加になりました。今後はさらに視野を広げ柔軟に研究活動に取り組んでいきたいと考えています。

2023年9月7日(木)~8日(金)に神戸大学で開催された環境科学会2023年会に聴講参加した大学院生の遠藤史隆さん(土木工学専攻M1,泊研)から届いたコメントを掲載します.

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環境科学会では、化学物質や地球温暖化対策など様々な環境問題について、幅広い視点から
議論が行われていました。今回の聴講で脱炭素や再生可能エネルギーに関する動向について情報が得られました。また、他の研究室メンバーの関心に近い話題にも触れることができました。今後の研究活動やゼミでの議論に活かしていきたいです。

2023年9月6日(水),マレーシア,クアラルンプール近郊のShah Alamで開催されたアジア交通学会(Eastern Asia Society for Transportation Studies, EASTS)の第15回国際大会で大学院土木工学専攻M2(博士前期課程2年生)荻野涼平さん(泊研)が研究発表を行いました(Ogino, R. and Tomari, N., An Analysis on Consciousness on Spare-Time Activity and Transportation: A Case of Japan).発表内容は荻野さんがM1のときに行った調査の一部について結果を報告したものです.会場ではポスター発表に臨み,参加した各国の専門家や学生らと議論を行いました.荻野さんによると,社会背景や文化の異なる方々との議論から多くのことを学んだようです.

以下は発表を終えた荻野涼平さんのコメントです.
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First of all, it was my first time to participate in an international academic conference and almost my first time even going abroad.
Actually, I did not want going abroad because of the language barrier. Also, I had felt very anxious before attending the conference. However, once leaving Japan, the anxious has been disappeared. What I want to convey for my friends and juniors is that you should try just going abroad even if you are concerned.
The theme of the conference was “Towards Sustainable, Smart and Resilient Mobility”. There were interesting presentations for a lot of kinds of transportation issues and studies given by those who were from many different countries. I had a poster presentation on the relationship between work-life balance and commuting behavior. Then I really enjoyed fruitful discussions with many participants who were particularly interested in the concept of work-life balance in Japan. From the discussion with the participants, I found important points to improve my study. Also, I feel very honored to have heard from some of them that they looked forward to my following studies.

2023年9月3日(日),兵庫県豊岡市にある芸術文化観光専門職大学で開催された地域活性学会第15回研究大会で大学院土木工学専攻M1(博士前期課程1年生)上田晴斗さん(泊研)が研究発表を行いました(上田晴斗・泊尚志「外出行動が地域に対する意識に与える影響に関する試論-地域内部からの活性化の観点から-」).この研究内容は上田さんが学部4年次に卒業研究で取り組んだ内容を発展させたものです.

以下は発表を終えた上田さんのコメントです.
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地域活性学会では,全国の専門家が地域活性化に向けた政策や実践について幅広く議論が行われていました.私は今回,この学会に参加し研究発表をしたことで,今後の課題について様々なアドバイスをいただき,議論を行うことができました.また,学会主催で行われたフィールドワークでは,開催地である兵庫県豊岡市における地域の歴史や産業から生まれたまちづくりや地域の魅力について,直接肌で感じることができました.今回の議論や経験を今後の研究活動に生かしていきたいです.