本学科 菊池 輝教授が所長を務める安全安心モビリティ研究所の研究会が八木山キャンパスで開催されました.
今年度は「避難・防災」「交通安全」「意思決定」の3つのテーマに分けてセッションを立ち上げ,集中的に議論を深めました.公開で開催した研究会には,研究所メンバーのみならず,本学科および大学院の学生のほか,外部からも関連分野の行政やコンサルタントの方々にご参加いただいて議論いたしました.
(参考)
.
東北工業大学 工学部 都市マネジメント学科 ウェブサイト
本学科 菊池 輝教授が所長を務める安全安心モビリティ研究所の研究会が八木山キャンパスで開催されました.
今年度は「避難・防災」「交通安全」「意思決定」の3つのテーマに分けてセッションを立ち上げ,集中的に議論を深めました.公開で開催した研究会には,研究所メンバーのみならず,本学科および大学院の学生のほか,外部からも関連分野の行政やコンサルタントの方々にご参加いただいて議論いたしました.
(参考)
.
2024年10月15日(火),大学院土木工学専攻M2(博士前期課程2年生)上田晴斗さん(泊研)が,同年8月~9月に延べ1か月間にわたって福島県平田村で実施した研修活動の報告する会が開催されました.
これは,上田さんが以前お世話になった福島県平田村のご関係の皆さまとのご縁および皆様のご厚意により,住民主体の諸活動に関わらせていただいて学んだことを報告したものです.上田さんが学部4年生のときから取り組んでいる地域活性化の観点から,皆さまから教えて頂いたり本人が体得したことについて,余すことなく研究室メンバーや,大学院や学部の後輩らおよび教員に伝えてくれました.
平田村では,村役場や町内会をはじめとしたご関係の多くの方々に大変温かくご指導をいただき,この場をお借りして改めてお礼を申し上げます.このような実体験を貴重な糧として,上田さんは修士論文の成果に向けて進むことになります.
2024年9月16日(月)に京都大学宇治キャンパスで開催された第19回防災計画研究発表会で,大学院生の星野美奈さん(土木工学専攻M2,泊研)が研究の発表を行いました.
星野さんは津波等の災害発生時の避難の意思決定に関する発表を行いました.それに対して会場にお集まりの防災や避難の専門家の先生方から貴重なご議論を多々いただきました.
発表を終えた星野さんのコメントです:
----------
昨年聴講参加した防災計画研究発表会にて今回発表させていただき,他分野から防災について考えている方からご意見や議論を頂き,自身が考えていたことの中で考慮されていない点がたくさんあることに気が付くことが出来ました.いただいた議論を大切により一層勉強し,丁寧に考えを進めていった上で研究を発展させていきたいと考えています.
本学科の計画系研究室(菊池研究室&泊研究室)が,茨城大学の交通・地域計画研究室(平田研究室,海野研究室)および千葉大学都市交通環境研究室(有賀研究室)との合同ゼミ合宿に参加しました.今回は茨城大学の皆さまにホストしていただき,茨城県神栖市波崎地区で2日間開催されました.
合同ゼミ合宿は5回目の開催となり,2日間にわたって各大学の学生の発表が展開されました.どの研究室も研究対象の幅が広く,多様な視点や発想が行き交いました.1日目夜は(省略),2日目早朝には茨城県最東端から朝日を拝む,何とも“健康的”な合宿にもなり,参加者間の交流を深めるよい時間となりました.
ホストしていただいた茨城大学交通・地域計画研究室の皆さま,ありがとうございました.
2024年9月8日(日),名古屋市にある名古屋市立大学で開催された地域活性学会第16回研究大会で大学院土木工学専攻M2(博士前期課程2年生)上田晴斗さん(泊研)が研究発表を行いました(上田晴斗・泊尚志「地域活性化における小さな拠点の意義に関する一考察」).会場では他のご発表者や座長等ご参加の皆さまから貴重なご議論をいただきました.
2大会続けて発表を行った上田さんのコメントです:
----------
昨年に続き地域活性学会の研究大会に参加させていただきました。他の専門家の方々の発表に刺激を受けるとともに、自分の発表に関しても多くの議論をしていただき今後の研究活動に向けた課題を見つけることができました。また、学会主催のフィールドリサーチに参加させていただき、開催地である名古屋市の地域産業やまちづくりについて学ぶことのできる経験になりました。研究大会を通して経験したことや学んだことを今後の活動に活かし、研究内容をさらに深めていきたいと思います。
2024年9月2日(月)~2024年9月6日(金)の5日間に前半はオンライン,後半は東北大学川内北キャンパス、川内南キャンパス、仙台国際センター等で開催された令和6年度土木学会全国大会(第79回年次学術講演会)に都市マネジメント学科・大学院土木工学専攻から複数の学生および教員が研究発表やセッションの座長等,および会場運営で参加しました.
(都市マネジメント学科・大学院土木工学専攻 関連の発表)
発表を終えた大学院修士課程学生らのコメントです:
3年前期「CE進路セミナーⅤ」のキャリア講話(総合建設業の話2)で,佐藤工業株式会社より総合建設業,特に施工管理の詳細や建設品質について,および宮城県内における事業についてご講演を賜りました.若手技術者の視点からの率直なご意見や,これから建設業を目指す学生に対する厳しくも温かいメッセージをいただきました.誠にありがとうございました.
泊です.
研究室の大学院生M2上田晴斗さんとともに,福島県平田村で実施されている住民主体の道路の舗装と橋梁点検の取り組みに参加させていただきました.
平田村では,地域の住民自ら生活道路のコンクリート舗装を行う取り組みが長年にわたって続けられてきており,日本大学工学部の学生の皆さんも参加して住民と学生の協働による道づくりが行われてきています.さらには住民によって村内の橋の簡易な点検が行われる取り組みが日本大学工学部との連携の下で進められてきている上,その際の情報共有を容易にするために開発されたスマートフォンアプリがこのたびお披露目となりました.
今回,生活道路のコンクリート舗装と,スマートフォンアプリを用いた橋梁点検に参加させていただきました.住民自らが地域の課題解決に取り組み,地域を改善する.住民によるインフラ整備やその維持管理,そして地域活性化の最先端にいる平田村の取り組みから多くのことを感じ,そして学びました.
大変お世話になりました平田村のご関係の皆さまおよび岩城一郎教授・浅野和香奈客員研究員をはじめとする日本大学工学部土木工学科構造・道路工学研究室の皆さま,誠にありがとうございました.
3年前期「CE進路セミナーⅤ」のキャリア講話で,今回は国土交通省東北地方整備局港湾空港部のご協力を賜り,大学院進学の観点と,その後に就かれた国家公務員の役割や事業内容等についてご講演を賜りました.大学院での学びがその後のキャリア形成や人生にどのようにかかわるかという点について実務に携わられているお立場からお話をうかがいし,履修生たちには進路の幅を広げる機会となりました.また都市生活において日常的に触れる機会が多くはないように思える港湾の整備や,特に洋上風力発電やカーボンニュートラルポート等の最先端の取り組みについて詳しく教えていただき,知見を広げるのみならず大学での学びとの関係についても理解を深める機会となりました.誠にありがとうございました.