皆さんご存じの通り東北工業大学では
“学校法人 東北工業大学 中期計画 TOHTECH 2023”を策定し、計画に基づいた取り組みが着実に進められています。TOHTECH2023_website
その柱の一つである 『八木山キャンパス整備計画』の第一期工事(実験・教育棟の建設)が始まりました。yagiyama_seibikihonkeikaku.pdf (tohtech.ac.jp) 新棟建設がはじまりました | 東北工業大学 (tohtech.ac.jp)
建物を作っているのでその現場は、もちろん建築現場になりますが、安全で安心して利用できる建築物を作るには基礎が大切です。その基礎を作るのは"ドボク"即ち都市マネジメント学科の専門分野の一つである“土質・地盤”になります。
更に、偶然ですが我々都市マネジメント学科が主に利用している八木山キャンパスの6号館、7号館からはその現場が良く見える・・・
ということで、その様子を勝手に実況中継してしまおうということです
本日紹介する写真は、杭基礎を打ち込んでいる様子です。
写真を取り忘れてしまったのですが、このオーガーによる施工の前には、このオーガーの荷重で地盤が傾いたりしないように、約1mの深さまでセメントを混合して地盤改良を行っていました。
杭基礎の施工というと、ガンガン打ち込むイメージですが騒音や振動が大きいと近隣住民や授業に悪影響ですので、今回の施工はアースドリルによる施工を行っているようです。
施工の流れは
①ドリルで地面に穴を掘ります。
②穴掘りと同時にセメントミルクを注入します。
③その後、バームクーヘンのような柱を挿入する。
になります。
全景① 奥のオレンジ色の機械がオーガーと呼ばれる機械
全景② 現場にはセメントミルクを製造するプラントも設置されています
ドリルで穴をあけている様子
杭となる柱を差し込んでいる様子