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9月22日(日)2024「青少年のための科学の祭典」東京大会 in 小金井に「ドボクを体験つよいぜ!紙で橋をつくろう」のタイトルで出展しました.東京学芸大学で毎年開催される子供向けの科学イベントで,2019年,2023年に続いて3回目の出展です.グルーガンで作る橋のペーパークラフトは,うまく作ると1.5リットルのペットボトルが問題なく載ります.おかげ様で盛況で,多くの方々に楽しんで頂きました.ご参加いただきました皆さま,どうもありがとうございました.
今回は,いつもコラボ団体としてお世話になっている(一社)日本橋梁建設協会の本部の方々にもお手伝い頂きました.今後は戦略広報ワーキンググループの企画として,橋建協様のイベントでも実施されそうです.また学生スタッフとして都立多摩科学技術高校の生徒さんにお手伝い頂きました,どうもありがとうございました.非番の高校生スタッフにも人気で,多くの生徒さんにも企画を楽しんで頂きました.

2024 青少年のための科学の祭典 東京大会 in 小金井

2024「青少年のための科学の祭典」東京大会 in 小金井

(一社)日本橋梁建設協会

Instagram 日本橋梁建設協会【公式】 (@micanpj)

9月17日(火),本学内部質保証推進委員会による第3回FSD研修会に参加しました.後期授業開始まで1週間ですが,お盆明けから9月にかけては各種学会,委員会活動が活発に行われます.また学内でも授業が無いこの時期に各種研修会などが企画されます.今回はコロナ禍以来のワークショップ型の研修会です.講演の後に各グループに分かれ,テーマに沿って教職員共にディスカッションを行い,最後に各グループ毎にその経過・結果などを発表する,といったものでした.日々変わる社会情勢や学生の気質などに合わせて,その時々に最適な教育方法などを模索する事を大学全体として行っています.第3回FSD研修会

2024年9月16日(月)に京都大学宇治キャンパスで開催された第19回防災計画研究発表会で,大学院生の星野美奈さん(土木工学専攻M2,泊研)が研究の発表を行いました.

星野さんは津波等の災害発生時の避難の意思決定に関する発表を行いました.それに対して会場にお集まりの防災や避難の専門家の先生方から貴重なご議論を多々いただきました.

発表を終えた星野さんのコメントです:
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昨年聴講参加した防災計画研究発表会にて今回発表させていただき,他分野から防災について考えている方からご意見や議論を頂き,自身が考えていたことの中で考慮されていない点がたくさんあることに気が付くことが出来ました.いただいた議論を大切により一層勉強し,丁寧に考えを進めていった上で研究を発展させていきたいと考えています.

本学科の計画系研究室(菊池研究室&泊研究室)が,茨城大学の交通・地域計画研究室(平田研究室,海野研究室)および千葉大学都市交通環境研究室(有賀研究室)との合同ゼミ合宿に参加しました.今回は茨城大学の皆さまにホストしていただき,茨城県神栖市波崎地区で2日間開催されました.

合同ゼミ合宿は5回目の開催となり,2日間にわたって各大学の学生の発表が展開されました.どの研究室も研究対象の幅が広く,多様な視点や発想が行き交いました.1日目夜は(省略),2日目早朝には茨城県最東端から朝日を拝む,何とも“健康的”な合宿にもなり,参加者間の交流を深めるよい時間となりました.

ホストしていただいた茨城大学交通・地域計画研究室の皆さま,ありがとうございました.

2024年9月12日 (木),昨日に引き続き,本日は中学生の大学見学の対応をしました.本学科,小出 英夫 教授が,「都市工学課程」のパンフレットと,パンフレットの表紙のイラストを使って,わかりやすく私たちの研究対象について説明しました.建築学部の見学の後とのことでしたので,よく理解していただけたかと思います.その後はいつもであれば小出教授のご専門のコンクリートの圧縮試験の実演をしますが,あいにく本日は実験棟が工事の停電で使用できないために,過去のオープンキャンパスで実施したリモート実験の動画をお見せしました.公共事業としてのまちづくりに関しては,色々な関わり方があります.このあたり少しでもわかって頂ければ幸いです.見学して頂きどうもありがとうございました.

2024.9 大学見学対応

2024年9月11日 (水),高校生の大学見学の対応を実施しました.本学科は実験・教育棟「Tech-Lab(てくらぼ)」にて 小出 英夫 教授が学科のパンフレットの図を使いながら,まちづくりや災害対応など「都市工学課程」に関するキーワードについて説明しました.その後に200 tonf の万能試験器で実際にコンクリート供試体を破壊するデモンストレーションを実施しました.1平方センチメートルあたりのコンクリートの強度について,簡単なクイズを出しましたが,ご引率の先生が見事に正解でした.コンクリートや土,スチールなどの建設材料から,それを用いたまちづくり,行政サービスまで「都市工学課程」の扱う分野は広く,今後もさらに広がってゆくと思います.私たちの扱う分野について,その背景など少しでもご理解いただければ幸いです.

2024.9 高校生の大学見学対応

2024年9月8日(日),名古屋市にある名古屋市立大学で開催された地域活性学会第16回研究大会で大学院土木工学専攻M2(博士前期課程2年生)上田晴斗さん(泊研)が研究発表を行いました(上田晴斗・泊尚志「地域活性化における小さな拠点の意義に関する一考察」).会場では他のご発表者や座長等ご参加の皆さまから貴重なご議論をいただきました.

2大会続けて発表を行った上田さんのコメントです:
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昨年に続き地域活性学会の研究大会に参加させていただきました。他の専門家の方々の発表に刺激を受けるとともに、自分の発表に関しても多くの議論をしていただき今後の研究活動に向けた課題を見つけることができました。また、学会主催のフィールドリサーチに参加させていただき、開催地である名古屋市の地域産業やまちづくりについて学ぶことのできる経験になりました。研究大会を通して経験したことや学んだことを今後の活動に活かし、研究内容をさらに深めていきたいと思います。

2024年9月2日(月)~2024年9月6日(金)の5日間に前半はオンライン,後半は東北大学川内北キャンパス、川内南キャンパス、仙台国際センター等で開催された令和6年度土木学会全国大会(第79回年次学術講演会)に都市マネジメント学科・大学院土木工学専攻から複数の学生および教員が研究発表やセッションの座長等,および会場運営で参加しました.

(都市マネジメント学科・大学院土木工学専攻 関連の発表)

  • [I-21] マグネットシートを用いた塗膜除去を行わない実橋ひずみの計測
    *山田 真幸1、角田 清剛、佐々木 雄輔 (1. 東北工業大学)
  • [II-87] iRICを用いた水制工周辺に生じる浮遊砂堆積の再現に関する一考察
    *菅原 景一1 (1. 東北工業大学)
  • [III-148] せん断により達成される最も密な状態に関するせん断時拘束圧の影響に関する研究
    *後藤 健人1、河井 正1、大村 瑠威1 (1. 東北工業大学)
  • [III-149] 土圧計検定方法ならびにそのための均一な地盤の作製方法に関する検討
    *菊地 大智1、奥津 聖斗1、河井 正1 (1. 東北工業大学)
  • [IV-01] 横断歩道における歩行者の横断意思表明の有無と車両停止率の関係
    *菊池 輝1、能登谷 丈誠2、近藤 青空3、宮本 歩武1 (1. 東北工業大学、2. 株式会社北秋オーエス、3. 昭和株式会社)
  • [IV-45] 主観的な被害想定が避難意思の心的阻害に及ぼす影響
    *植澤 聖1、菊池 輝1 (1. 学校法人 東北工業大学)
  • [IV-46] 住民向け防災パンフレットの避難の文脈における自助と共助の概念に関する基礎的分析
    *星野 美奈1、阿部 健寛1、泊 尚志1 (1. 東北工業大学)
  • [IV-133] 大学生の海外旅行意向に関する考察―居住地域に着目して―
    *下村 凜太郎1、泊 尚志1 (1. 東北工業大学)
  • [VI-471] 北海道の個別トンネルにおける覆工劣化の遷移について
    *河村 巧1、須藤 敦史2、佐藤 京3、兼清 泰明4、檀 寛成4、丸山 収5 (1. 岩田地崎建設株式会社、2. 東北工業大学、3. 国立研究開発法人土木研究所寒地土木研究所、4. 関西大学、5. 東京都市大学)
  • [VI-475] 簡易トンネル健全度指数を用いた劣化モデルとその応用に関する考察
    *兼清 泰明2、鈴木 康平1、須藤 敦史3、丸山 収4、佐藤 京5、檀 寛成2 (1. 関西大学、2. 関西大学 環境都市工学部、3. 東北工業大学 工学部、4. 東京都市大学 建築都市デザイン学部、5. 寒地土木研究所)
  • [VI-555] 北海道におけるトンネル覆工(矢板工法)の劣化遷移について
    *禿 和英1、須藤 敦史2、兼清 泰明3、檀 寛成3、丸山 収4 (1. 株式会社 建設技術研究所、2. 東北工業大学、3. 関西大学、4. 東京都市大学)
  • [VII-56] 下水汚泥の種類に応じた最適な熱処理条件の評価
    *輿石 麻衣1、赤間 颯音1、北條 俊昌1 (1. 東北工業大学)
  • [CS10-60] 過去の巨大地震による大規模な地盤隆起によって被災した漁港とその復興
    *三神 厚1、神山 眞2、藤田 孝康3 (1. 東海大学、2. 東北工業大学、3. 日本ミクニヤ株式会社)
  • [CS11-72] 北海道の山岳トンネルにおける総合評価方式の導入効果について
    *藤田 北斗1、須藤 敦史2、五十嵐 隆浩3、河村 巧4 (1. 東北工業大学大学院土木工学専攻、2. 東北工業大学工学部都市マネジメント学科、3. (株)構研エンジニアリング、4. (株)岩田地崎建設)
  • [CS11-76] トンネル覆工における表面ひび割れの定量化について
    *須藤 敦史1、佐光 正和2、五十嵐 隆弘 (1. 東北工業大学、2. 構研エンジニアリング)
  • [CS15-17] 3D都市データとビデオゲームを活用した防災教育手法の効果検証-仙台市の小学校における防災出前授業を事例として-
    *薄田 啓太郎1、小野 桂介1、菊池 輝1 (1. 東北工業大学)

発表を終えた大学院修士課程学生らのコメントです:

  • 植澤聖([IV-45],菊池研M1):発表練習を行う中で、自身の研究内容を簡潔に、正確に伝える難しさを改めて感じました。発表中は緊張しましたが、学外の方と質疑応答を行う機会を得られたことに感謝しています。また、全国各地の、特に院生の方々の発表は刺激になりました。今後もこのような場で発表できるよう、研究を進めていきたいです。
  • 星野美奈([IV-46],泊研M2):まず、発表練習、議論に参加して頂いた先生方、学生の皆さん、ありがとうございました。発表直前まで内容をブラッシュアップし続けた中で、議論に参加いただいた先生方から面白い研究だねと褒めていただけたことがとても印象に残っています。発表をする中でもまだまだ考え方の至らなさや、伝え方を工夫できる点に気づくことができ、また、様々な方の発表を拝見することでより一層勉強に励もうと思うことができた学会参加でした。
  • 菊地大智([III-149],河井研M1):発表を終えて、自分の視野が狭いことを改めて知る機会になりました。また、自分の研究が、他者に理解できる内容で発表できなかったことがとても悔しかったのと同時に、より専門的な知見を深めていこうとする気持ちが高まりました。今後もこのような発表を通して自分自身を成長させていきたいです。
  • 下村凜太郎([IV-133],泊研M1):初めての学外での発表となり、研究成果を発表できた喜びがある一方、発表の仕方や質疑応答等での自身の未熟さにまだまだ精進が必要とも感じています。また、質疑応答や他の方々の発表を通して、研究における新たな視点に気付くことができました。より良い発表ができるよう、今回の経験を糧に研究を進めていきたいです。
  • 後藤健人([III-148],河井研M1):今回学会という場での発表自体が初めてでした。限られた時間の中で自分の研究について発表を行い、聴いている人に自分の研究について興味を持ってもらえるか。改めてその難しさを痛感しました。質疑の際には質問がなかなか出ず、うまく聴いている人に伝える事が出来なかったかもしれません。この事を今回の課題として、今後の発表に活かしていきたいと思います。

大学院生らの発表中の様子

仙台駅構内で実施された土木学会のパネル展示の様子

東北工業大学名誉教授 盛合禧夫 先生(本学科 旧教員)におかれましては、令和6年9月4日(水)にご逝去されました(享年92歳)。 ここに生前に賜りましたご厚誼に深く感謝するとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。

学科長 菊池 輝