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今年度、新しく開設された近藤研究室では、卒業研修の一テーマとして公園施設の調査研究をしています。
施設とは、ベンチや水飲み、テーブル、照明灯などのことですが、それらを「健全性」「景観性」「防犯」「バリアフリー」の四つの指標から総合的に評価し、改修の優先度を明らかにしようという試みです。12月16日にはその結果を仙台市泉区公園課へ報告する機会を頂き、貴重なご助言を多々頂戴しました。今後はそれらを反映させてより良い卒業論文に仕上げていきます。現在、コロナ禍による3密回避によって、公園への関心が高まっています。公園が好きな高校生のみなさん、いっしょにフィールドワーク(野外学習)してみませんか。

2020 近藤研

昨年になりますが,令和元年10月の台風19号で甚大な被害を受けた丸森町に,11月の連休から12月にかけて,7回ほど災害ボランティアに参加してきました.まずは被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます.あまりにひどい状況でしたので記事にするのを控えていましたが,1年経ったのを機に記録しておきます.
発災後まずは地元の建設業者の方々や自衛隊の方々が土砂を寄せて道路啓開し,家屋他に近づける様にします.その後家屋を土砂から掘り出すのですが,重機を入れる前に,家屋を傷つけない為にもまずは人力で土砂をどかす作業が発生し,この作業に従事しました.1メートル位の土砂を掘ってどかす作業,はいだ床板の下から泥濘をバケツに汲んでどかす作業などとなります.東日本大震災の津波災害ボランティアの経験も数回ありますが,それに勝るとも劣らない状況でした.
近年自然災害の頻発・激甚化と共に,土木工学の果たすべき社会的役割も重くなってきていると思われます.関連してこのような記事もありました 「【防災・減災、強靱化へ役割高まる】土木学会の災害調査実績 調査団・団員の派遣数が増加」 各学会を通じてこのような活動に寄与するのも土木の教員の役割の一つです(本来は調査団等で声がかかるべき立場ですが,研究分野的な事こともあり,せめてもの思いで参加したものです).

2019 丸森町

2019年台風第19号災害に関する東北学術合同調査団

本日は本学の入学試験日で休講日でしたが、そのような中、小出研究室の4年生は卒業研究の実験を大学キャンパス内にて実施していました。
橋などのインフラのコンクリート表面をカメラを用いて点検するための支援装置の開発をしています。通常ならば学外の実橋梁にて実験を実施するのですが、新型コロナウィルス感染拡大防止の点から、学内、かつ、土木構造物ではない建物壁面を使用し、学生間の距離を保ちマスク着用で実験を行っています。なお、この開発中の橋梁点検支援装置は、「診(み)れるんです」の名称で、国土交通省「点検支援技術性能カタログ(案)」(令和2年6月)にも掲載されています。

ウィズコロナにおける卒業研修での実験

11月26日(木),模擬面接を実施しました.
この模擬面接は本学就職委員会・キャリアサポート課の主催で,大学全体で実施されます.本学科では3年生の研修Ⅰの授業の一部として準備を進めてきました.学生は担当教員の指導のもとに履歴書を作成し,スーツ等を準備して本番さながらに面接に臨みます.毎年この行事が終わると3年生もいよいよ就活モードといった感じになってきます.がんばりましょう.

2020 模擬面接

本学科は50年の歴史の中で約6700名の卒業生を輩出しており「工大杜の会」の名前で同窓会を運営しています.
例年10月頃に実施される総会では100名を越えるご参加があり,ご学友や先生方と旧交を温めています.
また近年では就職活動開始となった在学の3年生を招待して,活動のバックアップを図っていましたが,本年度は中止となりました,残念です.

工大杜の会 会長,加藤さまより下記のメッセージ頂いております.
来年の秋にぜひ集まりましょう.

【2019.10.26】 令和元年 工大杜の会の集い 開催

4月27日よりオンライン授業が開始となりました.教務学生課からの報告によると,大きなトラブルなく初日を終了した様です.かねてから年度変わりの4月1日より教員の電子メール他をoffice365で管理するシステム変更が予定されていましたが,これらの更改実施が功を奏した形となりました.ただし一教員としてはビデオ撮影はもちろんの事,動画編集やこれらをシステムにUPし,学生向けのGUIの中にエントリーを作るなどの初めてでかつ煩雑な作業が極短時間の〆切で発生し,初日までは冷や汗ものでした.しかしながら情報センターの方々をはじめ,事務職員の方々の睡眠時間を削った作業やテスト,マニュアル化によってなんとか形になり,本当に感謝しております.しばらくはこの形態での授業は続くと思われます.学生さんに何が必要か考えながら大学全体として対応してゆきたいと思っております.

2020 遠隔授業

4月3日,6号館631教室および632教室で入学セレモニーを実施しました.残念ながらCOVID-19の影響で入学式は中止となりました.当日は体育館で学科代表の学生と大学代表者によるセレモニーが実施され,入学生は各教室に中継される映像を視聴する形で参加しました.その後に大学から付与される電子メールアドレスの確認や学生便覧・シラバス他の確認,教員の簡単な自己紹介などを実施しました.この週には各種オリエンテーションなどの予定があったのですが,状況の悪化に伴い軒並み中止・延期となっています.これらの状況に対しては大学一丸となって対応したいと存じます.

2020 入学セレモニー

3月19日は卒業式が挙行される予定の日でした.残念ながらCOVID-19の影響で中止となり,3密を避けて学生が個々に学位記他を大学に受取りに来るといった一日でした.本日を以って都市マネジメント学科で学んだ学生たちは全国に散り,社会人一年生としての第一歩を歩み始めます.通常であれば1年の中で最もうれしい一日ですが,本当に残念です.せめてもの思いで博士号,修士号の授与セレモニーを簡単に執り行いました.学士の学生も研究室によってはその場で教員が学位記の授与式をした様です.同窓会でお会いましょう.

2019 学位授与セレモニー

2月10日,本学6号館631教室にて,本学科博士後期課程の禿氏の博士論文が実施されました.また同日には土木工学専攻博士前期課程の学生2名の論文発表がありました.
※都市マネジメント学科の4年間の教育課程を修めた後には,上位の教育課程である大学院の2年間の博士前期課程(修士課程)およびさらに3年の博士後期課程(博士課程)が設定されています.

2019 博士論文公聴会,修士論文発表会

2月6日,7日の2日間,卒業論文研修論文の発表会が実施されました.本年度は56編の卒業研修論文が提出され,その全員が論文発表会に臨みました.約1年にわたり研究指導教員の下に各自進めてきた研究の成果をここで発表して学士(工学)の学位に値するか,審査を実施するものです.中には徹夜で準備をした学生もいた様です.学科内の学事で最も緊張するものの一つです.大きなトラブルなくプログラムが進みほっと致しました.

2019 卒業研修論文発表会