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2月16日(水)10時より,本学科631教室にて,令和3年度修士論文公聴会が開催されました.
本年度は2件の発表がありました.本会は博士前期課程(修士課程)学生の最終試験を兼ねており,約2年をかけて学生が指導教員のもとで主体的に実施してきた研究成果を発表し,学外の学識経験者を含めた主査・副査による審査(質疑応答)および聴講者からの質疑応答を行うものです.工学部をはじめとする理系の大学では,大学での学修・研究が社会人となった後に必要とされる事項に直結することが多いことから「修士」の学位取得はかなり一般的なこととなっています.通常の4年間の学士課程の後に,2年間の博士前期課程(修士課程),さらに3年の博士後期課程(博士課程)を備える理系の大学・学科は多く,本学科でも「土木工学専攻」の課程を運営しています.とても興味深い発表でした,おつかれさまでした.

2021 修士論文公聴会

成績発表の日でしたが本学科では2月14日(月)と15日(火)の2日間にわたり,業界研究会を実施しました.
この後の3月1日が2023年卒生(現在の3年生)の就職活動の広報解禁日となっており,就職活動がスタートします.この日を前に本学科で企画・準備を進め,対面・オンラインのハイブリッド形式で実施しました.当初は全対面で準備を進めていましたが,感染症拡大の状況からやむなく上記の様な開催形式としました.

日本全国の大学生の人数に比較すると,本学科の学生,一般に「土木建築工学」に分類される学科の学生は非常に少なく,それゆえにこの様な会の実施には大変多くの企業・団体様にご協力いただいています.また建設業界の技術者不足に加えて,近年自然災害の頻発・激甚化に伴い,都市マネジメント学科の学問的基盤である土木工学と,それを包含した建設業界の社会的役割への期待からも,この様な傾向は今後ますます強まると予想されます.

卒業研修論文発表会の直前ですが,公式練習の様子をUP致します.
4年制の大学の多くでは,卒業要件に卒業論文の作成を含んでおり,本学でも都市マネジメント学研修Ⅰ・Ⅱとして,これを実施しています.4年生を前に卒業研修論文の指導を行う教員が運営する研究室に配属された学生は,約1年をかけて3年生までに学修した事項をベースに社会的に必要とされるテーマについて卒業研修を実施します.例年年明け位からあわただしくこの後に実施される発表会に向けて準備を行います.発表までにタイトルの提出,要旨の提出,そして卒業論文の提出の〆切があり,そして最後に発表会(審査会)が開催されます.発表会会場となる631・632教室では各研究室に割り当てられた時間で本番さながらな発表練習が実施されていました.あと少しがんばりましょう.

2021 卒論発表会練習

 

1月25日(火),締切りまで残り僅かですが,卒業論文の内容を補強する目的で実橋梁で計測を実施しました.山田研究室(鋼構造分野)では鋼橋を中心に社会基盤構造物の維持管理などに役立つ研究を実施しています.写真は歩道の脇に簡易な測定器をセットしてるところです.この橋梁は3.11の地震で中央径間のヒンジが少々ずれました.10年を経た現在でもその補修跡がよく見るとわかります.

2021 山田研 計測

1月11日(火)と16日(火)の2週にわたって,1年生向け授業 CE進路セミナーⅠで土木史に関するDVD学習を実施しました.
本学科では良き土木技術者を育成する目的で継続的にキャリア教育を実施しています.「日本の近代土木を築いた人びと」および「民衆のために生きた土木技術者たち」は明治維新以降に活躍した土木の偉人の仕事や生涯を扱った 大成建設(株)企画の映像作品です.広くは知られていませんが,高い志を持って海外から建設技術を持ち帰ったこれらの偉人たちが,わが国の近代化の礎を作ったといっても過言ではないと思います.本学科の卒業生が携わる社会基盤構造物やシステムも,やがて土木史の一部となることを理解して頂けたかと思います.

2021 セミナーⅠ 土木史学習

12月21日(火)1年生の授業 CE進路セミナーⅡにて都市研究2の報告会を実施しました.
基本的には各研究室毎に発表会を実施しますが,小出研と山田研は合同で学会形式で発表・質疑応答を実施しました.都市研究2 はWebなどを利用して海外と日本の土木構造物に関する調査をグループワークとして実施し,発表する授業です.昨今は自動翻訳などを利用する事で海外のWebも調査対象となり得ます.ただし,正しい情報か否か,正しい情報だとしてもそれを正しく引用できるか,などのレポート作成の基本的な技術は今後の学修で必須のものとなります.そしてこれらは最終的には4年次の卒業論文作成につながります.学会形式の報告会は,卒業研修論文発表会を少し意識してみました.

2021 セミナーⅠ 都市研究2 報告会

11月30日(火)と12月7日(火)に1年生向け授業のCE進路セミナーⅡで倫理講話を実施しました.
本学科では良き技術者育成のための教育を継続して実施しています.11/30には(公社)日本技術士会東北支部の 名倉 隆 様にお越し頂き,また12/7には(一社)和合館工学舎の 今西 肇 様にお越し頂き,続けて土木技術者の良識と倫理に関するお話をして頂きました.
公共事業に関わることが多い土木分野では技術者倫理は大変重要です.名倉様にはリアリティ溢れる技術士会のビデオ教材に加えて笹子トンネル天井版崩落事故の事例を,今西様にはご自身のご経験と合わせてマンション杭打ちデータ偽装事件の事例を扱っていただきました.

2021セミナーⅡ倫理講話

11月15日(月)模擬面接を実施しました.本行事はキャリアサポート課との協働で,大学全体の行事として実施する就活支援事業です.
本学科では都市マネジメント学研修Ⅰの中で関連する講義を受け,また担当教員の指導のもとで履歴書を作成して準備を行い,当日はスーツ着用で本番さながらに模擬面接に臨みます.この準備の中で自己分析や自分の就きたい職業などについて,改めて真剣に考えた学生も多いかと思います.例年この後すぐに本格的な就活のスタートとなります.がんばりましょう.

2021模擬面接