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2022年 新年あけましておめでとうございます。

と言ってお茶を飲みながら一息つく暇もなく
4年生は、卒業研修のまとめ作業に大忙しです。

この時期になると、大方の4年生は実験や調査によって蒐集したデータの整理を終え、検討・考察を進めつつ論文を書き始めている段階にいます。
そこで、データのまとめ方や考察の方向性について広い視点で確認するとともにお互いがどのようなテーマで研修を進めているのか理解を深めることを目的に水理系の研究室が合同で発表会を開催しました。
発表会では、現在鋭意取りまとめ中の成果を一人ひとりが発表し、今後のまとめに有用な意見交換が行われていました。

広い会場を利用して、3密にならないよう配慮して実施した発表会の様子

※水理系とは”都市マネジメント学科”のルーツである土木工学の一つの分野で、水の波や流れなど物理的性質に関わる学問分野の一つになります。
具体的には河川や海岸、そこに関連する構造物に関する研究を行っています。

広瀬川の千代大橋(国道4号線)付近でドローンによる現地調査を行いました。

当該地先は、人口密集地域で飛行には国土交通省の許可が必要な場所になります。研修のスケジュールを考えると遅いようにも感じますが、許可の取得、関係各所への連絡調整を行っていいたため本日の実施となりました。


調査の間は飛行エリアに第三者が立ち入らないように規制します。


撮影した、川の様子です。今後この映像の解析を進めます。


お決まりの記念撮影です。

 

菅原研修室は河川環境を水理学的に研究している研究室です。

下の写真は、PIV可視化計測を行っている様子です。

河川構造物を模擬した模型を実験水路に設置して目的とする速度の水を流し、そこへレーザーを照射して水粒子の移動の様子をハイスピードカメラで撮影します。
撮影したコマどり画像をコンピューターで解析して面的に流速を取得する技術です

高橋研究室では、海岸の防災・減災に関する研究や海岸利用に関する研究を行っております。海岸利用の代表的なものとして海水浴が挙げられますが、夏場の短期間に限られております。一方、年間を通して海を利用したレジャ-スポーツの代表的なものの一つとして、サーフィンが挙げられます。しかし、海岸利用に関する研究はほとんど見当たりません。

当研究室では、海岸利用者(サーファ--)の動向と波浪に関する現地調査を実施し、海岸利用者の実態を把握し波浪等との相関性等について検討を行っております。

 


日の出とともに調査開始 (この写真にサーファ-3名)


砕波波高の観測


波浪データの蒐集  (解析用動画撮影)

近年急速に普及しているUAV(通称:ドローン)は、調査研究の分野でも活用の場が広がっています。今回は、七北川の河口部周辺で空からの撮影を行いました。
その目的は、まだ言えませんが・・・3月に卒業論文が纏まるころには公開できるかと思います。


準備の様子


通常ドローンの飛行高度の上限は150mです。
安全を考慮して100mから撮影をしました。


流れの様子を観察するために浮子を投入します。

 
100m上空から見るとこんな感じになります。


最後に、ドローンによる撮影でよく見る感じの記念撮影!!

7月31日、8月1日と第2回オープンキャンパスが開催されました。

8月1日の午後からは一時激しい雨が降る場面もありましたが、
沢山の高校生とご父兄にご参加いただきました。
ありがとうございました。


また、運営に協力してくれた学生の皆さんありがとうございました。

次回のオープンキャンパスは9月4日10:00~15:00
ライブ講義を中心に本学の様子を紹介します
詳細は近日公開
オープンキャンパス - 入試情報|東北工業大学 (tohtech.ac.jp)

その前に 8月28日はキャンパスオープンデー!!(八木山キャンパス)
ツアー形式で各キャンパスの学科をぐるっと一回りできます。
キャンパス見学会 - 入試情報|東北工業大学 (tohtech.ac.jp)

7月30日にAO入試の募集要項が公開されています
2022年度 AOVA選抜の募集要項を公開しました | 東北工業大学 (tohtech.ac.jp)

時が経つのは早いもので前回の「勝手に実況中継その1」から一月が過ぎてしまいました。

さて、現在の様子はこんな感じです。
基礎になる部分の掘削がもう少しで終わりそうですね。
掘削した地面には、前回説明した杭基礎の頭部が見えていますね。

【2021.7.14】


写真1 掘削された地面


写真2 杭基礎の頭部

 

 

ここまでの様子を写真で見ていきましょう

2021.6.7

掘削が始まりました。流石と言っていいのか、当然なのか、工期の計画通りですね。

 

2021.6.9

面積が広がってきました。

 

2021.6.15

掘削と並行して杭基礎の打設が続いています。

 

2021.6.25

基礎杭の打設が完了すると、1日であの大きなアースオーガ(オレンジ色の建設機械)がバラバラになっています。

 

2021.7.6

先行して掘削していた北側には足場が出来上がっています。

 

こんな感じで工事は進んでいるのですが、毎日見ていてつくづく思うのは、
「授業で習った通りだ!」
ということ、私は施工管理が専門ではないのでなおさら感じることなのかもしれませんが、
例えば、掘削した土砂を運び出すダンプの運行計画、プロに対しては失礼なのかもしれませんが、お見事ですね。土砂を積み終わった一台が出発する少し前に土砂を捨てて空になったダンプが戻ってくる。実際何台で動かしているのかはわかりませんが、いい塩梅ですね。
あるいは、掘削と杭打ちの場所の計画とか作業に無駄が出ない。クリティカルパスを見極めて工程計画を練り上げているんだなと、授業で習った知識と現場の工程管理を重ね合わせて今更理解を深めています。

 

皆さんも、都市マネジメント学科で学んで工程管理のおもしろさと現場で管理されている方々の技術の高さを理解できるようになりませんか?

6月26日にオープンキャンパスを開催いたします。

今回のオープンキャンパスは『来場型』と『Web上』のハイブリット型で開催されます。
どちらも完全予約制(来場型は各回100名の3回、Web上は制限なし)となっていますので、まだ予約をされていない方はまず予約を!!

下記のリンクから、オープンキャンパスのサイトへ移行できます。
オープンキャンパス - 入試情報|東北工業大学 (tohtech.ac.jp)

 

とはいうものの、どっちにしたらいいの?
と悩まれている方、お近くならば間違いなく来場をお勧めします。
Web上の場合には、全体説明会と個別面談のみになりますが、各キャンパスに来場されればそれぞれの学科が趣向を凝らして行う学科紹介に参加できます。

 

都市マネジメント学科は

のような内容で展示説明を行います。

実際に研究や授業で使用している実験装置が動いている様子を生で見て触れることができますよ。その様子を少しだけ紹介します。

波の実験例

たった一つの条件を変えただけで、水粒子の動きが変わります。

波①

波②

何が違っていて、何が同じなのかわかりましたか?

その答えを知りたくなったらまずは、来場型に予約を!!
そして、都市マネジメント学科のブースへ足を運んでみてください。

皆さんご存じの通り東北工業大学では

“学校法人 東北工業大学 中期計画 TOHTECH 2023”を策定し、計画に基づいた取り組みが着実に進められています。TOHTECH2023_website

その柱の一つである 『八木山キャンパス整備計画』の第一期工事(実験・教育棟の建設)が始まりました。yagiyama_seibikihonkeikaku.pdf (tohtech.ac.jp) 新棟建設がはじまりました | 東北工業大学 (tohtech.ac.jp)

建物を作っているのでその現場は、もちろん建築現場になりますが、安全で安心して利用できる建築物を作るには基礎が大切です。その基礎を作るのは"ドボク"即ち都市マネジメント学科の専門分野の一つである“土質・地盤”になります。

更に、偶然ですが我々都市マネジメント学科が主に利用している八木山キャンパスの6号館、7号館からはその現場が良く見える・・・

ということで、その様子を勝手に実況中継してしまおうということです

本日紹介する写真は、杭基礎を打ち込んでいる様子です。
写真を取り忘れてしまったのですが、このオーガーによる施工の前には、このオーガーの荷重で地盤が傾いたりしないように、約1mの深さまでセメントを混合して地盤改良を行っていました。

杭基礎の施工というと、ガンガン打ち込むイメージですが騒音や振動が大きいと近隣住民や授業に悪影響ですので、今回の施工はアースドリルによる施工を行っているようです。

 

施工の流れは

①ドリルで地面に穴を掘ります。
②穴掘りと同時にセメントミルクを注入します。
③その後、バームクーヘンのような柱を挿入する。
になります。


全景① 奥のオレンジ色の機械がオーガーと呼ばれる機械


全景② 現場にはセメントミルクを製造するプラントも設置されています


ドリルで穴をあけている様子


杭となる柱を差し込んでいる様子

都市マネジメント学科 菅原研究室所属の4年生9名が、都市マネジメント学研修で取り組んだ研究について、2021年3月6日(土)に開催された令和2年度土木学会東北支部技術研究発表会|土木学会東北支部 (jsce.or.jp)で研究発表を行いました。

 

詳細は以下の報告をご覧ください。

令和2年度東北支部 報告