地域構想力やさまざまなプロジェクトマネジメントの能力を身につけたリーダーになるため、社会基盤の基礎知識に加えて、財政・経済・経営の基 礎知識、物流、地域社会の活性化、観光資源の創生と保存についても学びます。
主な講義(2017年度以降の入学生)
都市計画 (3年前期)担当:泊 尚志 講師
まちづくりは、現在の状況に至る経緯を理解し、地域の問題や課題を明らかにすることから始まります。そして、長期的・広域的・専門的視点から対策案を検討し、比較・評価したうえで実施します。そのため、対策案を立案する際には、地域の歴史やまちづくりの制度、人の行動、対策の効果や効率を高める方法などに関する知識が必要になります。本講義では、このような知識を学び、実務で通用する意見をもち、説明できるようになることを目指します。
観光とマーケティング (1年後期)担当:菊池 輝 教授
これからの観光開発は、都市や地域を商品として扱い、マーケティングのプロセスに従って分析することが必要です。しかし一般的なマーケティングでの商品と異なり、都市・地域には歴史や文化といった無形の商品もたくさん存在します。また観光開発は、コミュニティの努力があるときにこそ成功します。このような視点から、地域観光資源を商品化するプロセス、持続可能な観光地としてのマネジメント方法を学びます。
その他の履修科目
- 統計学
- 計画数理
- 経済学概論
- 観光とマーケティング
- 地域構想デザイン
- 社会基盤マネジメント など