中山研究室では、矢野篤男客員研究員の協力を得て「人工湿地」についての研究を継続して行っています。「人工湿地」とは、処理対象の廃水を、目的とするレベルにまで浄化できるように設計し、製作した人工的な湿地です。その特徴としては省エネルギー、低コスト、自然な景観や生物の生息場を与えることなどがあげられます。梅雨が明けた7月16日には仙台市青葉区愛子にある実験施設に行き、サンプリングや植物の計測を行いました。この実験施設では廃棄物最終処分場から流出する浸出水を人工湿地で処理する実験を行っています。学生も卒業論文のデータを得るために暑い中ですが真剣に取り組んでいました。


