総計55点の応募がありました。厳選なる審査の結果、下に示す作品を選出いたしました。なお、下に掲載する作品は、応募作品をスキャナで取り込み、一部トリミングしております。

橋 部門
優秀賞
講評: 橋を下から撮って、対称性により交通を支える桁の力強さを表現した構図が優れている。左隅の木の影が生を感じさせ、震災へと思いを誘導している。

優秀賞
講評: 滑り台を未来への道と見せた切り口がユニークである。非対称の構図が鮮烈で、道の先に遠く町が見えるのも活きている。

優秀賞
講評: 小さな村の物流を支えてきたという役割を終えて、雪をかぶり、ひっそりとたたずむ橋。その歴史の時間を捉えて感じさせている。

特別賞
講評: 山深い静寂さを感じさせる光景を駅周辺に発見した。車が静の世界に唯一町の動きを与えている。構図も優れている。

みち 部門
優秀賞
講評: 津波で倒れているフェンスと橋梁の強健さのコントラスト、そして、その脇のまっすぐな道を背筋を伸ばした人が手を大きく振って歩いていく構図は、復興の希望を感じさせる。表現にすぐれている。

優秀賞
講評: 何の変哲もない道の光景を、人の影を入れることで一変させた。複数の長い影が楽しさを表現し、その伸びていく先を道が誘導している。

特別賞
講評: 低い視点で見える世界では、落ち葉が俄然大きくなる。雨でぬれている歩道のタイルも風情に良い。停止自転車が道路であることを主張している。低い視点がユニークである。

佳作
橋 部門









みち 部門




