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時空人(号外) Vol.18

TEMBEA PolePole
~のんびり歩こうよ~

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2020年5月6日(水)
編集長:菅原景一
執筆担当:山田真幸

山田先生からパソコンのはなし

(執筆:山田)

パソコン,みなさん使っていますか.ある人はこれを機会にぜひ使いましょう.ない人はゆっくりで構いません,手に入れて,使えるようにしましょう.

まずは皆さんが困っているであろう,パソコンの使い方,キーボード入力について書きたいと思います.
皆さんはいわゆるデジタルネイティブで,すでにPCには多かれ少なかれ触れていると思います.しかしまず初めにつまずくのが,キーボードによる日本語入力だと思います.キーボードにはQWERTY配列と名付けられた謎の順番でアルファベットが書いてあります.これを一文字について2回,ローマ字で打って仮名にして,さらにスペースキーを打って漢字変換する,といった超めんどくさい作業が必要になってきます.まずはここで絶望の淵に落とされることになります.でも,練習すれば必ずできます.毎年,卒業研修で最初とは見違えるほど速くなる学生がいます.その時に闇雲に練習すれば良いというものではありません.何事にも基本があります,まずはこの基本を押さえましょう.下に書きます.

・最初と最後はホームポジションに指を置くこと

単語をタイプする前と後は必ずホームポジションと呼ばれるキーの位置に,指を置きます.具体的には左の小指から右方向に順に,「A」「S」「D」「F」,左右の親指は「スペースキー」,そして「J」「K」「L」「;」に置く,これがホームポジションの構えwwです.自分のキーボードをよく見てください,必ず,「F」と「J」のキーには,突起がついていたり,他のキーよりくぼみが大きくなっていたりして,手元を見なくても,人差し指が「F」「J」のキー上に有るか無いか判る様になっています.まずはこれを守りましょう.

・タイピングは手を浮かさず机に手首を付けたままで

タイピングは上のホームポジションの構えを基準にして,必要なキーの位置に指を動かして行います.この時に,ホームポジションの位置が動いてしまうと正確に指が動かせません.次に打つキーの位置を「目で見て探す」といった作業が必要になってきます.もちろん最初は目で見て次のキーを探しても構いません.それを続けているうちにキーの位置は自然に覚えるはずです.しかしホームポジションがずれ易いタイピングをしていると,いつまでたってもキーを見ずにタイピングできる様にならないかもしれません.余談ですが激しくキーボードを使っていた時期には,ペンだこならぬキーボードたこが手首にできました.

以上2点,これらを私は基本だと思っています.あとは練習あるのみ,ホームポジションの構えから,上段の「Q」を打つ,「Y」を打つ.下段の「Z」を打つ,「N」を打つといった基本練習をはじめにして,その後にローマ字打ちの練習に進むのが一般的かと思います.これらのメソッドについては,各自色々と調べて頂ければと思いますが,タイピングの練習には,種々のソフト(アプリ)が出ていますのでこれらを利用するのが良いでしょう.

この記事を書くのに少々探してやってみました.私がお勧めするのも如何と思いますが,強いて言えば下記2点.

  • 「寿司打」:ググると一番最初にでてきます.Web上で実施します.
  • 「MIKATYPE」(美佳のタイプトレーナ):1991年初版の伝統の練習ソフト,私もこれで練習しました.ソフト(アプリ)です,PCにインストールして実施します.

ネット上での評判はマチマチでひどいものもありましたが,この2つの良いところは,「出題が単語」というところです.その他いろいろありますが「2~30文字の文章が出題」されるものが他にありました.実際にWordなどで課題の作文をする,などの実践を考えると,タイピングしてから「スペースキーで変換」という作業が入るので,「2~30文字をローマ字でひと息に打つ」といった作業は現実的ではありません.私はどうしても習慣的に一単語でスペースキーを打ってしまうのでこのタイプのは全然速くできませんでした.

パソコンの操作に習熟することはこの後必要です,少しでも参考になれば幸いです.

編集後記

(執筆:菅原)

今回はパソコンの基本キータッチについてのお話でした。手元を見ずにカタカタと入力する技術、私がパソコンを使い始めたころは、ブランドタッチと呼ばれていて憧れでした。なんというソフトを使ったかは忘れてしまいましたが、当時は無料のソフトをいくつか試しながら練習しました。試しに今回紹介していただいた2つのソフト(アプリ)をやってみました。「寿司打」(スシダ)は寿司の早食いゲームのような感じで遊びながら練習できるもので、もう一つの「MIKATYPE」は昔ながら(Windows95が出る前)のDOSを彷彿させる画面で、各指が担当するキーを明確に練習できるソフトでした。どちらが良いということではありませんが、基本に忠実にやるならば後者かな?とは個人的に思います。スマホのブラインドタッチができる皆さんですので、ちょうど家にいる時間も長いこのタイミングで練習してみるのも良いかもしれませんね?

 
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