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【2021.10.06】ドローンによる廃棄物埋立地の計測(中山研究室)

廃棄物埋立地では廃棄物が毎日搬入されて埋め立てられています。この埋立地を適切に管理するためには、埋め立てられた廃棄物の体積を求めることが必要になります。以前は、地上で測量を行い、そこで得られたデータを基に複雑な計算を行って体積を求めていました。中山研究室ではドローンを利用して、体積を求める方法について研究しています。ドローンを飛ばして写真を撮り、それを専用のソフトを用いて処理することによって地表の点の3次元データを得ることができます。このデータから、面積や体積を計算することができます。より正確に、より簡単に体積を求める方法について検討を進めています。

本研究で使用しているドローンの機体と送信機
ドローンによってこのような写真を数十枚撮影します。ある割合で重なり合うように撮影することがポイントです。重なり合う割合を指定すると、自動で飛行し撮影します。
専用の解析ソフトに写真を読み込ませて計算することによって3次元の地表の位置データを得ることができます。これを利用して、面積や体積などのいろいろな計算をすることができます。この図は標高マップを示しており、赤い色が標高の高いところ、青い色が低いところを示しています。
ドローンを飛行させる準備をしています。いろいろな設定が必要です。