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【2021.03.05】東日本大震災から10年

2月13日(土)の23時過ぎに福島県沿岸を中心に大きな地震がありました.まずは被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます.
本学科では論文発表後であったことから幸いにも人的被害はありませんでしたが,固定していたにも関わらず複数の什器の転倒が生じ,また水関係の配管に損傷が生じるなど一部被害が生じました.学科関係者のほとんどが3.11をこの地で経験しており,2011年4月7日の大きな余震と合わせて3回目となる片付けを実施しております.この地震は2011年の地震の余震とされており,ちょうど節目の10年,しかもその直前の発生に,多くの方々が驚くとともに,薄れつつある3.11の記憶と教訓の伝承に身を引き締めたことと思います.津波ボランティアで見た沿岸の光景が目に焼き付いております.震災以降,建設設関係の自然災害に関する役割が取沙汰されるようになり,土木工学,建設分野を志す学生が増え,土木工学関係者にとっても状況が大きく変化した10年でした.

2011 2021地震