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インスタントメッセンジャーへの依存に関する調査

近年,LINEやSkypeといった,接続中のユーザーを確認し,ユーザー間でリアルタイムに短いメッセージをやりとりすることができるスマートフォン・アプリケーション「インスタントメッセンジャー」が,特に若年層において,身近なコミュニケーションツールとして欠かせないものになっています.インスタントメッセンジャーは手軽に様々な情報を入手・交換できるツールとして,その活用展開が期待できます.しかし一方で,インスタントメッセンジャーへの依存が,事件やトラブルに結びついてしまう事例も発生しています.

菊池研究室では,大学生および高校生を対象として,インスタントメッセンジャーへの依存を相対的に測定する調査を2014年度に実施しました.また同調査では,回答者の社会的スキルも測定しました.大学生の調査結果から,社会的スキルが向上していない若者がインスタントメッセンジャーへ強く依存することで,社会的スキル向上を阻害してしまう可能性が示唆されました.

この調査は継続的に実施していく予定です.上記の大学生・高校生の調査結果については,整理したのち本HPに掲載いたします.

また調査にご協力頂ける中学校や高等学校がありましたら,ご一報ください.

東北工業大学都市マネジメント学科
菊池 輝
(akikuchi@tohtech.ac.jp,022-305-3517)