Skip to content

エル・パーク仙台大研修室(オンライン併用)で,ワーク・ライフバランスに関する特別講演会を,公益社団法人土木学会東北支部(技術者交流サロン)との共催で開催しました.
働き方改革を巡っては2019年の働き方改革関連法施行等を受けて全国的に展開されてきているところですが,従来36協定の下で時間外労働の上限規制が適用除外となっている建設業界においても2024年4月から改正法の対象となります.従前は長時間労働等が常態化していたといわれる建設業界においても,いまでは働き方改革を成功された企業も多くあり,業界全体で働き方が一気に変わってきています.
特別講演会では,(株)ワーク・ライフバランス取締役 浜田紗織氏を特別講師としてお招きし,働き方改革の極意やこれからの時代の成長戦略について熱くご講演いただきました.また本学大学院土木工学専攻修士2年の荻野涼平さん(泊研究室)より,仕事や余暇に対する意識と公共心の関係について分析結果が紹介されました.
会場およびオンラインには46名の方にご参加いただき,ご参加者各位が抱える問題意識や課題等について議論が繰り広げられました.ご参加およびご議論いただいた皆様,ありがとうございました.

浜田紗織氏特別講演

荻野涼平氏研究報告

ディスカッションでは多くのご意見が寄せられました

特別講演会ご案内

(参考)

職業倫理やキャリア形成について理解を深めることをねらいとした3年前期「CE進路セミナーV」で,(株)ワーク・ライフバランス取締役 浜田紗織様をお迎えして働き方に関するキャリア講話を開催いたしました.履修生たちは,働き方を巡るわが国の背景やこれから求められる働き方に対する考え方,先進的な企業の取り組み等について理解を深めながら,複数名でのワークを通じて自分自身の人生設計やそのために必要な行動目標等について改めて見直す貴重な時間を過ごしました.

2023年6月3日(土),福岡大学七隈キャンパスで翌日4日まで開催されている第67回土木計画学研究発表会(春大会)で大学院土木工学専攻M2(博士前期課程2年生)宮本歩武君(菊池研)が研究発表を行いました(宮本歩武・青木俊明「住民説明会の雰囲気と実施方法が協議参加勧誘に与える影響 -地層処分場を題材に-」).この研究内容は宮本君が東北大学青木研のゼミに積極的に参加してご指導を受けながら進めてきたものをとりまとめたものです.発表会場では実験条件や分析結果について多くのご参加者からご議論をいただきました.

6月16日(金)に、ワーク・ライフバランスに関する講演会を下記の要領で開催いたします。ご関心のある方はぜひご参加ください。

特別講演会
「2024年問題に向けた働き方改革の推進
 ―利益向上と社員のやりがい向上の相乗効果―」

<概要>
日  時:2023年6月16日(金)18:00~19:30
場  所:エル・ソーラ仙台 大研修室(仙台市青葉区中央1-3-1 AER28階)
     およびオンライン(Zoom)
講  師:株式会社ワーク・ライフバランス 取締役 浜田 紗織 氏 ほか
主  催:東北工業大学 工学部 都市マネジメント学科
共  催:公益社団法人 土木学会東北支部
参加費 :無料
参加申込:お申込みフォーム

詳細・お問合せ先はご案内をご覧ください。

(参考)
東北工業大学Web:NEWS & TOPICS

土木工学専攻M2の荻野涼平さん(泊研究室)が,令和3年度土木学会東北支部研究奨励賞を受賞しました.2022年3月に行われた令和3年度土木学会東北支部技術研究発表会における研究発表「仕事と余暇に対する意識と公共心の関係に関する分析」が評価されました.この研究発表は,荻野さんが学部4年生のときに取り組んだ卒業論文の成果をまとめたものです.
授与式は,5月25日(木)に開催された令和5年度土木学会東北支部総会の席上で執り行われました.おめでとうございます!

(参考)

令和4年度土木学会東北支部 技術研究発表会が2023年3月4日(土)に開催されました.例年,大学等の関係機関が協力して開催を担当しており,今回の開催は東北工業大学が担当いたしました.なお,オンラインで実施いたしました.

この発表会では,土木工学を構成する7つの分野(Ⅰ構造,Ⅱ水理,Ⅲ地盤,Ⅳ計画,Ⅴコンクリート,Ⅵ建設マネジメント,Ⅶ環境)に渡って幅広く研究成果が発表されました.東北工業大学の研究チームからも29件の発表が行われました.そのうち27件は土木工学専攻の大学院生および都市マネジメント学科の学部4年生による発表でした.修士論文や卒業研修論文の成果を発表して,大学等の研究機関や民間企業,行政等から集まった多くの参加者と議論を交わしました.

また,発表会の運営を支える裏方としても多くの学生が活躍しました.本発表会に参加および発表された皆さま,運営に携わった皆さま,誠にお疲れさまでした.

これから就職活動を本格化させる3年生に向けて,就職活動を終えた4年生から体験談を伝える講義が開催されました.主に建設業(ゼネコン)や建設コンサルタント業,国家および地方公務員,大学院進学の経緯や過程についてアドバイスが展開されました.先輩の体験から刺激を受けて,3年生は就職活動への意識をより高めることを期待しています.

「地域構想デザイン」が今年度もはじまりました.この科目は都市マネジメント学科3年プランナーコースの演習科目で,主に「地域を改善する方策を提案できるようになること」を目標に,仙台・宮城・東北地方の地域における課題の理解と,改善策の提案をグループワークによって行います.今年度からは,新たにデザイン手法の演習を強化して,従前よりもエンジニアリングデザインに重点的に取り組みます.初回はグループディスカッションの基礎をあえてアナログな方法を用いておさらいしました.今後は各グループが対峙する都市や地域の課題に対してデザインの提案を行うための議論を進めます.

※「地域構想デザイン」は,2023年度からは「CEエンジニアリングデザイン(都市・地域コース)」という科目に改められます.

2022年度後期の授業が始まりました.3年生「都市マネジメント学研修Ⅰ」の第1回では,授業のガイダンスとともに就職ガイダンスが早速開催されました.本学キャリアサポート課および外部講師より,採用の動向や就職活動への取り組みに対する情報の提供を受け,今後の就職活動に対する意識を改めました.

2022年9月12日から同16日に開催された令和4年度土木学会全国大会のうち,第77回年次学術講演会において本学科の学生や教員らから計7件の研究発表が行われました.3年ぶりに対面開催となった同講演会では,会場の京都大学吉田キャンパス等において全国から多くの参加者が集まって幅広く議論が展開されました.

荻野涼平君(大学院土木工学専攻修士1年)は昨年度に取り組んだ卒業論文の成果を発表しました.セッションに参加された皆様から非常に貴重なご議論をいただきました.