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仙台市青葉区貝ヶ森市民センター主催の仙台高校防災リーダー養成講座にて、菊池教授が講師をつとめました。「なぜ人は逃げ遅れるのか〜災害時の人間心理と避難行動〜」と題して、東日本大震災・韓国大邱市地下鉄火災事件・9.11同時多発テロの避難行動を例に上げ、早く避難をする人と、逃げ遅れてしまう人の違いについて講演を行いました。

信号機や道路標識といった交通安全施設の中長期的整備方針を検討するために設置された宮城県交通安全施設整備合理化等検討会において、本学科の菊池教授は検討会委員として提言等を行ってきました。持続可能な整備の在り方・交通安全対策の方針等のとりまとめへの貢献がたたえられ、宮城県警察本部交通部長より感謝状が贈られました。

宮城県警より感謝状

本学科菊池教授が日本技術士会東北本部 ITS研究委員会オンラインセミナー(参加者 50名)にて講師をつとめました。「行動経済学入門:なぜ人は判断を誤るのか」というタイトルで、意思決定時の代表的な認知バイアスについて、心理学の実験などを紹介しながら解説を行いました。

泊研究室・菊池研究室では、2019年12月より、女川駅前にぎわい拠点(道の駅「おながわ」)にWi-Fiパケットセンサ9機を設置し、来街者数の調査を行っています。Wi-Fiパケットセンサは安価に来街者数の概数を把握することができるため、地域観光支援にも活用できます。今回、アンテナを小型化し、さらにソフトウェアをアップデイトした新しいセンサへと更改をしました。

Wi-Fiパケットセンサを更改しました

関連リンク

都市マネジメント学科の第一期生(2011年入学)であり、2015年3月に卒業した前田大樹さん(現:セントラルコンサルタント株式会社)が、令和3年度技術士第2次試験(国家試験)に合格しました(建設部門・道路)。都市マネジメント学科卒業生では初の合格者であり、また20代での合格となりました。誠におめでとうございます。益々のご活躍をお祈り申し上げます。

参考記事:2014年度内定者の声

2021年10月より、高校生が月2回程度小出研究室(コンクリート研究室)に通い、実験等を通して大学での研究活動を疑似体験しています。

この日(2022年2月某日)は、2日前に一緒に製造したコンクリートの破壊試験(写真後方の装置を使用)を実施しました。製造して2日目ということもあり、最初は「自分が乗ったら壊れるのでは?」と心配顔でしたが、破壊試験を行った結果、「自分」が40人くらい乗っても壊れないことがわかり、その後は安心してそのコンクリートの上に乗っていました。

実験は、このあと、製造後7日目、14日目、28日目にも一緒に破壊試験を行い、コンクリートの強度が増加していく様子を考察していきます。

もちろん、乗っても壊れません!

本学で最も古い小出研究室(平成2年度開始)の小出教授が、大学で学ぶきかっけをはじめ、専門のコンクリートについて語ります。

放送日時
前半 2月6日  日曜日 TBCラジオ朝6:30~6:45 放送
後半 2月13日 日曜日 TBCラジオ朝6:30~6:45 放送
*radikoラジオ視聴用の無料アプリ「radiko」で放送後1週間視聴が可能です。
https://www.tohtech.ac.jp/outline/public/radio/

なお、番組中でも話題になった「チェコ共和国滞在」については、滞在1年間の様子が、下記で見ることができます。
https://www.tohtech.ac.jp/topics/essay/13614.html

中山研究室(環境工学)では、矢野篤男客員研究員の協力を得て「人工湿地」についての研究を行っています。「人工湿地」とは、処理対象の廃水を、目的とするレベルにまで浄化できるように設計し、製作した人工的な湿地です。

廃棄物埋立地から流出する浸出水を処理するために設置したこの人工湿地は、屋外にあるために、処理の効率は気温や降雨などの気象の影響を受けていると考えられます。その影響についても検討する必要があるために、年間を通しての実験を行っています。本日は積雪がありましたが定例の調査を行いました。

左の人工湿地(青色の装置)から流出している処理水をサンプリングしています
人工湿地は雪に覆われていました
左が人工湿地への流入水で、人工湿地内を順に流れていき、右が処理水です。きれいになっていることが分かります。大学の実験室に持ち帰って詳しく分析します。

菊池研究室(交通計画分野)では、ドライビングシミュレータを用いた実験研究を行っています。自動車運転時の交通事故原因の多くは運転者の注意不足によるものです。どうして注意不足は発現してしまうのでしょうか。菊池研究室では、ドライバーの「注意不足」の発現を抑制することを目指し、「自動車運転時の注意制御に関する研究」に継続して取り組んでいます。今年度も、卒業研究テーマとして、注意制御に関する実験を実施しました。この実験アプローチによって、どのような運転状況下で注意制御に失敗し、注意不足になってしまうのか、考察を進めています。

菊池研究室が所有する簡易型ドライビングシミュレータ

卒業研究(卒研)もそろそろ大詰めです。
教室での授業と違い、卒研はほぼマンツーマンとなりますので、この時期は写真のような緊張感のなかで進めています。
右は本学技術支援センターの職員で、以前は建設コンサルタント会社で活躍されていました。専門家に助言を頂きながら卒研を進められるのは、本学科の恵まれている点です。

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