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泊研究室・菊池研究室では、2019年12月より、女川駅前にぎわい拠点(道の駅「おながわ」)にWi-Fiパケットセンサ9機を設置し、来街者数の調査を行っています。Wi-Fiパケットセンサは安価に来街者数の概数を把握することができるため、地域観光支援にも活用できます。今回、アンテナを小型化し、さらにソフトウェアをアップデイトした新しいセンサへと更改をしました。

Wi-Fiパケットセンサを更改しました

関連リンク

都市マネジメント学科の第一期生(2011年入学)であり、2015年3月に卒業した前田大樹さん(現:セントラルコンサルタント株式会社)が、令和3年度技術士第2次試験(国家試験)に合格しました(建設部門・道路)。都市マネジメント学科卒業生では初の合格者であり、また20代での合格となりました。誠におめでとうございます。益々のご活躍をお祈り申し上げます。

参考記事:2014年度内定者の声

2021年10月より、高校生が月2回程度小出研究室(コンクリート研究室)に通い、実験等を通して大学での研究活動を疑似体験しています。

この日(2022年2月某日)は、2日前に一緒に製造したコンクリートの破壊試験(写真後方の装置を使用)を実施しました。製造して2日目ということもあり、最初は「自分が乗ったら壊れるのでは?」と心配顔でしたが、破壊試験を行った結果、「自分」が40人くらい乗っても壊れないことがわかり、その後は安心してそのコンクリートの上に乗っていました。

実験は、このあと、製造後7日目、14日目、28日目にも一緒に破壊試験を行い、コンクリートの強度が増加していく様子を考察していきます。

もちろん、乗っても壊れません!

本学で最も古い小出研究室(平成2年度開始)の小出教授が、大学で学ぶきかっけをはじめ、専門のコンクリートについて語ります。

放送日時
前半 2月6日  日曜日 TBCラジオ朝6:30~6:45 放送
後半 2月13日 日曜日 TBCラジオ朝6:30~6:45 放送
*radikoラジオ視聴用の無料アプリ「radiko」で放送後1週間視聴が可能です。
https://www.tohtech.ac.jp/outline/public/radio/

なお、番組中でも話題になった「チェコ共和国滞在」については、滞在1年間の様子が、下記で見ることができます。
https://www.tohtech.ac.jp/topics/essay/13614.html

中山研究室(環境工学)では、矢野篤男客員研究員の協力を得て「人工湿地」についての研究を行っています。「人工湿地」とは、処理対象の廃水を、目的とするレベルにまで浄化できるように設計し、製作した人工的な湿地です。

廃棄物埋立地から流出する浸出水を処理するために設置したこの人工湿地は、屋外にあるために、処理の効率は気温や降雨などの気象の影響を受けていると考えられます。その影響についても検討する必要があるために、年間を通しての実験を行っています。本日は積雪がありましたが定例の調査を行いました。

左の人工湿地(青色の装置)から流出している処理水をサンプリングしています
人工湿地は雪に覆われていました
左が人工湿地への流入水で、人工湿地内を順に流れていき、右が処理水です。きれいになっていることが分かります。大学の実験室に持ち帰って詳しく分析します。

菊池研究室(交通計画分野)では、ドライビングシミュレータを用いた実験研究を行っています。自動車運転時の交通事故原因の多くは運転者の注意不足によるものです。どうして注意不足は発現してしまうのでしょうか。菊池研究室では、ドライバーの「注意不足」の発現を抑制することを目指し、「自動車運転時の注意制御に関する研究」に継続して取り組んでいます。今年度も、卒業研究テーマとして、注意制御に関する実験を実施しました。この実験アプローチによって、どのような運転状況下で注意制御に失敗し、注意不足になってしまうのか、考察を進めています。

菊池研究室が所有する簡易型ドライビングシミュレータ

卒業研究(卒研)もそろそろ大詰めです。
教室での授業と違い、卒研はほぼマンツーマンとなりますので、この時期は写真のような緊張感のなかで進めています。
右は本学技術支援センターの職員で、以前は建設コンサルタント会社で活躍されていました。専門家に助言を頂きながら卒研を進められるのは、本学科の恵まれている点です。

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権研究室(地盤工学)では、共同研究「軟弱・改良地盤の耐震性能評価へ適用可能な繰返しプレッシャメータ試験法の開発」に関する現地実験を実施しました。

この現地実験は昨年9月に1回目に引き続き、今回が2回目となります。昨年9月に実施した1回目の現地実験で失敗に終わった地表面に近い軟弱砂質土層に、権研究室が開発した繰返しプレッシャメータ実験装置を適用して実験を行いました。今回は無事成功し、研究室の4年生が実験結果を分析しています。研究成果は2月に卒業研究として発表いたします。

ボーリングをして実験装置を挿入

 

繰り返し外力を発生させ,地盤の反応を計測
現地実験に参加した研究室の学生

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本学科権永哲准教授(地盤工学)が11月30日(火)に山形県立米沢東高校にて出前授業を実施しました。今回の出前授業は「人工知能(AI)と建設事業」というテーマで、米沢東高校の生徒さん12名に100分間の講義を行いました。授業では、最近話題になっているAI技術について、画像認識、数値パターン認識などを実演しながらAIの基本概念を理解してもらい、さらにAI技術が建設分野でどのように活用されているかを「トンネルの崩壊危険度予測事例」を取り上げて説明しました。山形県立米沢東高校生徒さんのこれからの探求活動にお役に立つことを期待しています。

本学「地域連携センター」が開講している「地域未来学」に本学科の教員が登壇します。オンラインでの開放型講座となりますので、是非ご参加ください。皆様のお申込みをお待ちしております。


12月1日(水)
【講座27】15:30~16:30
「復興大学発の橋梁点検支援装置とコンクリートの引張強度の探求」
小出 英夫 教授(工学部 都市マネジメント学科)
復興大学「技術課題支援対象プロジェクト」により、2012年、「橋梁点検支援装置」の開発はスタート。そして、「診(み)れるんです」が完成し、2019年、国土交通省「点検支援技術性能カタログ(案)」に掲載されるに至りました。本装置の説明、及びコンクリートの長寿命化に関わる引張強度の試験方法に関して説明致します。


12月1日(水)
【講座28】16:45~17:45
「水による災害を減らすための種を蒔きませんか?」
菅原 景一 講師(工学部 都市マネジメント学科)
水に関する災害はなぜ起こるのか?”を出発点にして、近代的科学技術による災害の回避の考え方と方法、その限界について説明します。最後に”今後どのようにして水災害による被害を低減、回避していくことができるだろうか?”について考える”種”を蒔きたいと思います。


◆受講料:無料、ただし要事前申込み(11/29まで)

◆申込みはこちらから:https://www.rc-center.tohtech.ac.jp/mirai/lecture/chiikimiraigaku.html