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研究分野

交通行動の分析

「選択」という行動が不確実性を持つことは明らかである. 経路選択,出発時刻選択といった交通行動においても常に結果に不確実性が伴うが, 既存研究では不確実性下の行動を解明することなく交通行動分析が行われていた.行動経済学等の知見を活用し,不確実性下での意思決定行動(経路選択行動,出発時刻選択行動など)の分析を行っている.

出前授業「経験と認知のズレ」を受け付けております.

 

防災意識,防災教育,リスクコミュニケーション

安全安心な暮らしのために様々な防災対策が講じられ,災害から人々を一定程度守ることに成功している.しかし一方で,災害時に逃げ遅れてしまう人々も少なからず存在する.「なぜ逃げ遅れてしまうのか」をリスク心理学の視点から考え,少しでも被害を小さくするための防災教育の実践を行っている.

出前授業「なぜ逃げ遅れてしまうのか」を受け付けております.

 

環境配慮行動

主に自動車運転者を対象として,環境意識や環境情報への接触が,態度変化・行動変容とどのように関係しているのか,を分析し,環境配慮行動を引き出す交通情報の在り方を検討している.
また,学校教育において,交通環境学習の実践を行っている.

交通需要の分析

交通行動の背後には個々人の生活行動が存在し,交通流に多大な影響を与えている.また時々刻々変動する交通状態は,人々の生活行動にも影響を与えている. そこで本研究では,生活行動を決定する際の複雑な意思決定過程と,動的な交通流を再現する2つのシミュレータを統合したマイクロシミュレーション需要解析 システムを開発し,それを用いて交通需要予測および交通政策評価を行っている.